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ブックマーク / premium.nikkeibp.co.jp (2)

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    宮崎駿監督の新作映画『崖の上のポニョ』を見た日の夜、古い出来事を思い出した。今から15年も昔のことだ。そのころ、僕はあるゲーム会社に出向していた。 当時、その会社には「ライセンス案件会議」というものがあって、半年から1年ぐらい先にテレビ放映や映画上映が予定されている新作アニメのライセンスを取りに行くかどうかといったことを話し合っていた。 そんなある月のこと。会議資料に目を通した僕は興奮を覚えた。案件リストの中にたった一行だが、「映画・風の谷のナウシカ2(来年以降)」という文字が入っていることに気付いたのだ。 映画『風の谷のナウシカ』は、言わずと知れた宮崎監督の代表作品である。しかも、原作の漫画も宮崎監督自身が描いている。だが、映画版が作られたのはまだ漫画が連載中のときで、ストーリは原作の漫画でいえば最初の3分の1ぐらいのところで終わっていた。 それがこのころ、原作漫画の連載がちょうどクライ

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    新連載のコラム「ビジネスを考える目」は、コンサルタントの鈴木 貴博氏(百年コンサルティング 代表取締役)。鈴木氏が、日常生活 や仕事の場面で気づいたちょっとした「ビジネスのヒント」を毎週紹 介してもらう。携帯電話からユニクロまで、「消費者」と「ビジネス」 のちょうど中間に立った視点で、日のビジネスをじっと見つめて、 考えるコラム。 それでも吾朗監督を応援したくて スタジオジブリの『ゲド戦記』を観て、その翌日、『時をかける少女』を観た。既に2つの作品の評価が大きく隔たっていることは、ネット上のレビューを見て知っていたが、実際、残酷なまでの才能の差を目の当たりにすることになった。 『ゲド戦記』の監督は宮崎吾朗氏──そう、スタジオジブリの宮崎駿監督の息子である。つまり2代目にあたる。一方の『時をかける少女』の監督は細田守氏。細田守氏も、実はジブリとは因縁ともいえる関係がある。 東映アニメーシ

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