昨日、米国の労働省から10月の米国雇用統計が発表されました。ヘッドラインとなる非農業雇用者数は季節調整済みの前月差+151千人、うち民間部門が+159千人となり、失業率も同じく季節調整済みの系列で前月と同じ9.6%となりました。評価の難しい結果だという気がします。「まずまず」という気もすれば、「まだまだ」という気もします。典型的には、私がよく参照している New York Times と Wall Street Journal でかなり評価が異なりました。前者は Good, but not good enough. で書き出したのに対し、後者は The American job machine appears to have finally slipped into a higher gear. で始めています。私は基本的に Wall Street Journal の記者に近い評価なんです