どうしてもこれが頭から離れない。
[東京 8日 ロイター] 岩田規久男・学習院大学教授はロイターとのインタビューで、復興国債は、その全額を日銀が政府から直接引き受けるか、ないしは、市場からの復興国債同額の長期国債を買い入れることで財源とすべきだと主張した。 <増税での財源確保は逆効果、日銀引き受けなら確実な需要創出> 政府は増税を視野に復興国債の発行を検討しているもようだが、岩田教授は「増税での財源確保は需要を抑制し、復興には逆効果となる。一方、日銀買い入れは、財政支出増加とマネー増加という2つの経路を通じる需要創出効果があるので、経済効果は格段に大きい」とした。 同教授は、買い切りオペと直接引き受けの効果の違いについて、買い切りオペでは日銀に復興国債と同額の長期国債購入を義務付けられない点と指摘。 「政府から直接引き受けるには、財政法の例外規定を適用できるので、復興国債を日銀に買いとらせることが可能になるが、市場から日銀
暑い。 エアコンの起動を半ば封印されている今年の夏の暑さは、また格別だ。 東電の「でんき予報」をアタマから信じ込んでいるわけではない。若干疑っている。なにより、棒グラフという形式がうさんくさいと思っている。何も信じられない。日付さえ。 「でんき予報のホームページだと今日は水曜日になってるけど本当だろうか?」 「さあな。陰謀かも知れないぞ」 東電は、今後30年ほど、何を言っても疑われる。そこのところは覚悟してもらわないといけない。 「東京電力です。検針に参りました」 「ほほう、メーターに盗聴器を仕込むつもりだな?」 直接顧客と対面する部門の社員さんは大変だと思う。恨みは経営陣にぶつけてほしい。ぜひ。 東電情報の信頼性はともかく、野放図にエアコンを回すことには、やはり抵抗がある。日中、一人でいる時は、特にそうだ。自分一人のために、全空間を冷やすのだと思うと、どうしても気がひけるのだ。自分がこん
Wrong To Be Right 正しくあろうとして間違える Atrios is annoyed at David Wessel, and rightly so. I’d summarize Wessel’s column a bit differently: it’s roughly “Some people thought from the beginning that the stimulus should have been much bigger. Hahaha! Also, it turns out that the stimulus was too small, so we need some more.” Atriosがデヴィッド・ウェッセルに困惑しているが、無理もない話だ。私がウェッセルのブログをちょっと変えて要約しよう。それは大まかに言えば、「当初から財政刺激策はもっ
ギリシャの財政危機は日本でもよく報道される。ただ、そのほとんどは日本の財政危機をいうために、ギリシャのようになったら大変だ、という他山の石としてのものだ。 ギリシャは人口1100万人でGDPは2500億ユーロ(30兆円)と、神奈川県の人口900万人、県内総生産32兆円と同じような規模だ。ただし、公務員が多い。4人に1人が公務員で、しかも給料は民間の1・5倍ほど高い。ギリシャの公的債務残高はGDPの1・3倍ほどで3300億ユーロ(40兆円)だ。 ギリシャが本当に財政危機になると、ユーロ諸国と国際通貨基金(IMF)は救済融資を行った。6月29日のウォールストリート・ジャーナル1面を飾った「ギリシャが迫られる壮大な民営化」によれば、ギリシャの財政再建計画には民営化や国有資産売却が盛り込まれているという。 2015年までに債務残高の15%にあたる500億ユーロ(6兆円)の売却が期待されており
今回の閣僚人事で蓮舫氏が行政刷新担当相から外れ、枝野幸男官房長官の兼務となるなど、民主党政権の目玉政策の一つだった行政刷新が腰砕けの状態になっている。 もともとこの人事が菅首相の延命のためなのだから、政策はどうでもいい。6月27日の記者会見で、菅首相は第2次補正、特例公債法、再生エネルギー特措法の成立を退陣の条件に挙げていた。 ところが、岡田克也幹事長は、2次補正と特例公債法の「成立」、再生エネルギー特措法の「採決」と言い分けている。再生エネルギー措置法は採決のみでよく必ずしも成立しなくてもいいということだ。 菅首相が、あえて岡田幹事長らの執行部とちがう言い方で、再生エネルギー特措法の成立を条件というのは、否決されたら、エネルギー問題をシングルイシューとして総選挙に打って出るという意味だ。 ここまで菅首相は総理ポストにこだわるのかとあきれはててしまう。自らの延命のために、菅首相は政
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