どうでもいい前置きは抜きにしますが、例の友人とランチに行ってきました。毎度のごとく一方的に語っていただきました。 アルティグさん、何だか苛立ってるみたいだね。 ●Dave Altig, “Try, Try Again”(macroblog, December 21, 2012) 今回のFOMCの決定をインフレよりも失業の方を優先する旨の表明であるかのように扱うメディアに苛立ってるご様子だね。失業とインフレのどちらにも対等なウェイトが置かれているのであって、どちらか一方が他方に優先するということはない、ということだね。Fedはdual mandate(Fedに課せられた二重の法的責務)における「物価安定」と「雇用の最大限の確保」に対して等しいウェイトを置いているんだ、っていうことになるんだろうね。加えて、インフレにしろ失業にしろ単一の指標にだけ着目するのではなく総合的な指標で判断するんだ、と