についてMITの研究者が論文を書き、その概要がMITのサイトに掲載されている(後者[正確にはこのバージョン]は既に邦訳されている)。エコノブロゴスフィアではScientific American経由でEconomist's Viewが取り上げ、それにさらにKnowledge Problemというブログが反応している。 その内容を一言にまとめると、電力消費者が価格にリアルタイムに反応し過ぎると、供給側がその需要の変動について行けず、系が不安定になる恐れがある、というものである。この問題の解決手段としては リアルタイム度を弱める(例えば消費者価格の更新頻度を5分から1時間に変更する) 卸売価格の消費者価格への反映を抑える といった方法が考えられるが、それはリアルタイム性のリスクを抑止すると同時に、便益も減じることになってしまう。そこで 消費者が予め自分の時間帯別の価格への反応情報を電力会社に伝