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himaginaryとBeckworthに関するprisoneronthewaterのブックマーク (3)

  • マネー、マネー、マネー - himaginary’s diary

    昨日のエントリに対しRognlieの真意を問うコメントを頂き、彼とRoweなどの準マネタリストとの争点(特に準マネタリスト側の主張)をいまひとつクリアに記述していなかったことに気付いた。 彼らの意見の相違を乱暴にまとめてしまうと Rognlie 金利は金融政策の鍵。従って金利がゼロに達する流動性の罠は金融政策にとって大きな問題。 準マネタリスト 重要なのは貨幣量。従って金利がゼロに達しても金融政策には発動余地がある。 といった感じになろうか。 なお、両者とも、人々の将来予想が重要だという点では意見が一致している。ただしその場合でも、やはり金利に重点を置くRognlieと、金利を左程重視しない準マネタリスト側とで若干の意見の齟齬が見られる。 その点が一層明確になったのが、昨日紹介したエントリの次エントリにおけるRognlieとデビッド・ベックワースとのやり取りである*1。 そこでは貨幣の三つ

    マネー、マネー、マネー - himaginary’s diary
  • 欧州中央銀行の金融政策の混乱を表わす1枚の図 - himaginary’s diary

    というエントリを6/13にデビッド・ベックワースが上げている(原題は「The ECB Monetary Policy Mess in One Picture」)。 以下がその図。 出典はサンフランシスコ連銀のエコノミストFernanda Nechioによる同日付レポート。 ここでNechioはユーロ採用の主要国を中核国(core)と周縁国(periphery)に分け、それぞれのグループについてテイラー・ルールから求まる金利(グループ内の各国の値を実質GDPで加重平均)を実際のECBの政策金利と共に描画している。ここで中核国はオーストリア、ベルギー、フランス、フィンランド、ドイツ、オランダ、イタリアであり、周縁国はギリシャ、アイルランド、ポルトガル、スペインである(イタリアを中核国に含めたのは、テイラールールの説明変数たるインフレ率や失業率ギャップの値は中核国に近かったからとの由)。 図では

    欧州中央銀行の金融政策の混乱を表わす1枚の図 - himaginary’s diary
  • 過度の金融緩和防止は名目成長率安定化と両立可能か? - himaginary’s diary

    今日も2005年のFOMC議事録ネタ。 デビッド・ベックワースがこのうちの2005年12月プレゼン資料の以下の図に反応し、FRB自身が2000年代前半の政策金利が低過ぎたことを認識していた動かぬ証拠、とブログで書き立てている。というのは、以前紹介したように、この時期のFRBの過度な低金利政策が住宅バブルを引き起こした、というのがベックワースのかねてからの持説だからである。 上図では実質FF金利と中立利子率の推移が比較描画されているが、確かに2000年代前半には黒い線が赤いゾーンより下振れしているのが目立つ。 ただ、コメント欄では、幾人かのコメンターがベックワースのそうした単純なFRB悪玉論に疑問を呈している。その代表的なものがAndy Harlessによるコメントで、彼は、2001-2006年の名目GDP成長率は年率5.3%であったが、それはその前の5年間(5.4%)ないしさらにその前の5

    過度の金融緩和防止は名目成長率安定化と両立可能か? - himaginary’s diary
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