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scienceに関するprisoneronthewaterのブックマーク (718)

  • 物理学の新規性のある論文の生成とインパクト - himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている。原題は「Generation and Impact of Novel Articles in Physics」で、著者はJacques Mairesse(CREST-ENSAE*1)、Michele Pezzoni(コート・ダジュール大)、Frederique Sachwald(Observatoire des Sciences et Techniques, HCERES(研究・高等教育評価高等評議会)*2)。 以下はその要旨。 The aim of this paper is twofold. First, it investigates how the characteristics of a research team relate to the probability of generating a novel article. Second, o

    物理学の新規性のある論文の生成とインパクト - himaginary’s diary
  • リックライダー「銀河間計算機ネットワークのメンバー向けメモ」(1963) - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Executive Summary インターネットの生みの親の一人とされるリックライダーが全地球的、宇宙的な壮大なネットワーク構想を抱いていたという根拠としてよく持ち出される文書。ただし実際の中身は、宇宙はおろか地球全体といった話はほぼ出てこない。計算機センターの相互運用を高めるための標準化やRFC的なコンセンサスの必要性をめぐる漠然としたアイデア。言語の標準化、ネットワークのプロトコルめいたものの必要性、さらにネットワーク上のリソース共有の方法について議論しようという、会議のためのアイデアメモ。 ADVANCED RESEARCH PROJECTS AGENCY (高等研究計画局 / ARPA) Washington 25, D.C. April 23, 1963 メモ: 銀河間計算機ネットワークのメンバーおよび関係者向け Memorandum For Members and Affil

    リックライダー「銀河間計算機ネットワークのメンバー向けメモ」(1963) - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 長寿者研究から見えてきた、健康長寿の「3つのカギ」

    人生100年」時代と当たり前のように言われる昨今。しかし、100歳まで生きても、ずっと元気に自立した生活を送り、ピンピンコロリを実現できるとは限らない。大切なのは「健康寿命」を延ばすことだが、そのヒントが健康長寿を実現している人々を対象にした最近の研究から見えてきた。そのうち2つの研究を基に「長生きのカギ」となる心構えを解説しよう。 テーマ別特集「健康長寿」 この記事の主な内容 心臓、腎臓、肝臓の老化が寿命を決めるポイントに 70歳を過ぎたらしっかりべてフレイルを防ぐ 100歳以上が全国平均の3倍!京丹後の長寿者の特徴とは 全国平均よりも10歳若い「血管年齢」 長寿は多くの人が願うこと。できることなら100歳を超えて生きたいと思っている人は多いだろう。ただ、そこで気になるのは「そこまで元気で生活できるなら」だ。「ピンピンコロリ」を望む人が多いように、ただ長く生きるのではなく、その期間を

    長寿者研究から見えてきた、健康長寿の「3つのカギ」
  • 「高度成長は日本人がよく寝ていたおかげ」「若者は遅寝遅起きの方がいい」…筑波大・柳沢正史教授が語る睡眠の真実

    【読売新聞】 しっかりした睡眠を心がける大リーグの大谷翔平選手の活躍が脚光を浴びるなど、睡眠の力があらためて注目されている。そもそも人はなぜ眠り、睡眠にはどんな効用があるのか。睡眠研究で世界の最先端をゆく筑波大学の柳沢正史教授(64

    「高度成長は日本人がよく寝ていたおかげ」「若者は遅寝遅起きの方がいい」…筑波大・柳沢正史教授が語る睡眠の真実
  • 座っている時間を減らすだけで血圧は下がる

    座っている時間を減らすだけで血圧が下がることが、米国で行われたランダム化比較試験で明らかになりました(*1)。肥満のある高齢者のうち、座っている時間を減らす指導を6カ月間受けた人は、そうでない人に比べて上の血圧(収縮期血圧)がおおよそ3.5mmHg低下していました。 高齢者は座って過ごしている人が多く、高血圧も多い 中強度から高強度の運動は、身体的・精神的な健康に利益をもたらすと言われています。しかし、高齢者がこうした運動を日常的に行うことは容易でなく、現実には座って過ごしている人が少なくありません。これまでに行われた疫学研究では、座っている時間(座位時間)が長い人は、糖尿病や心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)を発症するリスクが高く、身体機能が低く、死亡リスクも高いことが示されています。 今回の試験を行った研究者らは先に、高齢者の座位時間を短縮するための介入法(I-STAND)を考案し、こ

    座っている時間を減らすだけで血圧は下がる
  • 大腸がん検診の便潜血検査 大腸がんによる死亡を14%減らす

    地域住民を対象とした大腸がん検診で、早期に便潜血検査を受けた人は、その後の大腸がんによる死亡リスクが14%低下していたことが、スウェーデンで行われた前向き観察研究(*1)で明らかになりました。 検診を早く受けた人とそうでない人で、大腸がんによる死亡を比較 世界各国で行われている住民健診のメニューには通常、大腸がん検診が含まれています。公費を使った検診に利益があるか否かは、「そのがんによる死亡を減らせるかどうか」を基に判断します。そこで今回、スウェーデンの研究者たちは、住民を対象とする大腸がん検診を新たに開始した地域で、実際に大腸がん死亡率が低下したかどうかを調べることにしました。 対象となったのは、スウェーデン住民の約25%が居住するストックホルム-ゴットランド地域で2008年に始まった、大腸がん検診プログラムの参加者たちです。このプログラムでは、地域在住の60~69歳の住民に、隔年で10

    大腸がん検診の便潜血検査 大腸がんによる死亡を14%減らす
  • 「手紙のバクテリオファージ」という都市伝説の起源 - himaginary’s diary

    こちらのはてぶでブックマークしたツイートにより、バクテリオファージの提供を断られた研究者が、その断りの手紙からバクテリオファージを抽出した、という話が広まっているが、同はてぶでリンクしたセル記事にあるように、当事者とされる人(シドニー・ブレナー[Sydney Brenner]*1)がその話を否定している。以下は同記事の冒頭。 A correspondent has asked me about the origins of a legend which has become known as ‘The phage in the letter’. Common to all variants of this story is the following: one scientist, called X, sends a request to another, Z, for a particu

    「手紙のバクテリオファージ」という都市伝説の起源 - himaginary’s diary
  • 眠っているとき、胃や腸はどうなっている? 胃腸の病気と睡眠の意外な関係

    朝スッキリと目が覚めない。目が覚めても疲労感が残っている。眠ろうとしてもなかなか寝付けない。夜中にトイレで目が覚めてしまう――。睡眠に関する悩みを持つ人は多いが、睡眠の科学研究が進めば、こうした悩みも解決する日が来るかもしれない。今回は新刊『眠っている間に体の中で何が起こっているのか』(草思社)が話題の早稲田大学教授・西多昌規氏に、胃腸などの「消化器」と睡眠の関係を解説していただこう。 睡眠中も胃や腸は眠らない 睡眠は基的に心身における休息の時間だが、すべての臓器が休んでいるわけではない。心臓は動いているし、呼吸も普通に続けられる。脳もレム睡眠中は活動し、そのため夢を見ることが分かっている。 胃や腸といった、べ物の消化・吸収を担当する「消化器」(*1)もそうだ。眠っているときも胃腸はしっかり働いている。そのため、朝起きると空腹を感じるし、トイレにも行きたくなるわけだ。深酒をしてバタンキ

    眠っているとき、胃や腸はどうなっている? 胃腸の病気と睡眠の意外な関係
  • “ノーベル賞に最も近い睡眠の研究者”が教える「快眠メソッド」9つの心得 「スマホはブルーライトより見る内容に注意」「寝酒よりも睡眠薬のほうが安全」

    こうすれば眠れるという万人に共通する方法はない、と柳沢教授は言う。いい睡眠を手に入れるには、消去法で眠れない要素を排除していくしかないのだ。 その上で9つの心得を教えてくれた。 【1】日の寝室は明るすぎます。寝室の照明を、雰囲気のいいレストランか、欧米のホテルぐらいまでに落とすのが必要です。光そのものに覚醒作用があり、朝浴びる光には体内時計をリセットするというプラスの効果があります。けれども、夜になっても明るいままだと、メラトニンという眠るのに必要なホルモンの分泌を抑制しますし、体内時計も後ろにずれてしまいます。このため、眠気が訪れにくくなるのです。昼行性である人間は、薄暗い環境でリラックスできるのです。直接照明ではなく、間接照明を取り入れるのも一つの手段でしょう。 【2】スマホのブルーライトが眠りを妨げるという意見もありますが、光量が少ないので、そこまで気にする必要はないと思われます。

    “ノーベル賞に最も近い睡眠の研究者”が教える「快眠メソッド」9つの心得 「スマホはブルーライトより見る内容に注意」「寝酒よりも睡眠薬のほうが安全」
  • ノーベル賞候補となった研究者に訊いた“睡眠の謎”「自称ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足です」

    睡眠の研究で今、「最もノーベル賞に近い」と評される学者が筑波大学にいる。睡眠研究の第一人者、柳沢正史教授である。学生時代から不眠に悩まされてきたという59歳のジャーナリスト・横田増生氏が、その快眠メソッドを学びに門を叩いた。【前後編の前編。後編を読む】 * * * 睡眠を「見える化」する 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の機構長である睡眠研究者の柳沢正史教授に、高校からがんこな不眠に悩まされ続けてきた私が、睡眠の謎や、快眠のノウハウなどについて訊いた。 私は事前に、教授が立ち上げたベンチャー企業「S,UIMIN」で2日にかけて脳波を計った。1日目は、8時間眠ったが、中途覚醒が2時間近くあった、2日目は9時間強の睡眠で、中途覚醒が1時間ほどあった。まずはその結果を見てもらった。 「この脳波はあまりよくありませんね。点のような中途覚醒がたくさんあるし、まどろみレベルの睡眠が多い代わりに、一番

    ノーベル賞候補となった研究者に訊いた“睡眠の謎”「自称ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足です」
  • 腎臓が長持ちするかどうかの分かれ道 食事と運動の8つのポイント

    日々発生する体の老廃物を取り除くなど働き者の腎臓だが、年齢とともにその機能は低下し、一定基準を下回ると「慢性腎臓病」と診断される。だが、近年の研究で、腎機能は生活習慣次第で悪化を抑えられることが分かってきた。テーマ別特集では腎機能のチェックのために知っておきたい数値の見方と、健やかな腎臓を維持できるかの分かれ道となる事や運動習慣について具体的に紹介する。 テーマ別特集「腎臓」 この記事の主な内容 腎臓は一度悪くなると元には戻らないって当? 自分の腎機能は、どの数値を見れば分かる? 予備群のうちから始めたい事改善 5つのポイント プロテインは腎臓に悪影響を与える? 「腎臓長持ちウォーク」の3つのポイント 健康診断のときに「腎機能」の項目で要注意と指摘されても、さしあたって不調もないし……と生活習慣を変えないでいる人は少なくないだろう。 だが、そうした状態を放置すると、腎臓の働きは少し

    腎臓が長持ちするかどうかの分かれ道 食事と運動の8つのポイント
  • 中年太りの主犯は「代謝の低下」ではない 知っておきたい4つの原因

    ぽっこり突き出したお腹はなかなかへこまず、健康診断の数値も芳しくない。若い頃よりも15キロ、20キロと増えた体重を減らそうと、ダイエットに挑むも失敗。こうした現実に、「だって仕方がない。年齢とともに代謝は低下する。年を取ると痩せにくくなるんだ」などと言い訳をしていないだろうか。だが、その言い訳は通用しないと考えた方がいい。 それは、なぜか。実は、「20代半ばから60歳までは代謝はほぼ変わらない」ということが明らかになっている。そのメカニズムを、基的なところから見ていこう。 私たちが生きていくためには全身を機能させるためのエネルギーが必要で、そのエネルギーは事によって得られる。これを「摂取エネルギー」という。一方、得たエネルギーは体を動かすことなどで消費する。これを「消費エネルギー」と呼ぶ。 どちらもエネルギーは「カロリー」という単位で示される(1リットルの水の温度を1℃上げるために必要

    中年太りの主犯は「代謝の低下」ではない 知っておきたい4つの原因
  • “聞こえない音”が体と心を治療する 「熱帯雨林」の超高周波の秘密

    都市にはほとんど含まれない「超高周波」が体に働きかける はるか2000万年以上前から、人類が遺伝子や脳を進化させた起源の場といわれる熱帯雨林。この熱帯雨林の環境には潤沢にあり、現代の都市環境にはほとんど存在しない「超高周波」が体や心を治癒に導く可能性があるという。超高周波を含む音による体への未知なる働きについて30年近くにわたって研究するのが、国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部 部長の田学さんだ。 田さんは「人間の耳に聞こえない超高周波を豊富に含む音が血糖値上昇を抑制する」という健康な人を対象にした研究結果を2022年にScientific Reports誌に発表、話題を集めた(後述)。 この研究で用いられたのが、超高周波を豊富に含む、東南アジア・ボルネオ島の熱帯雨林で田さんら研究チームが自ら収録してきた自然環境音だった。 超高周波は、人間の耳には聞こえない。

    “聞こえない音”が体と心を治療する 「熱帯雨林」の超高周波の秘密
  • 歩くスピードが速い人は糖尿病になりにくい

    歩くスピードが速い人ほど糖尿病を発症するリスクが低いことが、イランなどの研究者たちが行った分析(*1)で明らかになりました。 ウォーキングは歩数や時間だけでなく速度も重要 運動は2型糖尿病(*2)の予防や血糖値のコントロールに有益であることが知られています。なかでも、高齢者でも手軽にできるウォーキングについては、健康への利益がさまざまな面から検討されてきました。 これまで報告された研究の多くはウォーキングの歩数や歩行時間に注目していました。しかし近年、歩行速度も全身の健康状態の指標として信頼できること、速度が速いほうが健康への利益は大きいことが示されていることから、著者らは今回、歩行速度と糖尿病リスクの関係を調べることにしました。 文献データベースに2023年5月30日までに登録されていた研究の中から、成人の歩行速度と糖尿病の関係を検討していた長期的な観察研究を選び、条件を満たした10件の

    歩くスピードが速い人は糖尿病になりにくい
  • 運動で筋肉から分泌される筋ホルモン「マイオカイン」が若さを保つ

    「運動をすると健康になる」……その仕組みのカギを握るのが、骨格筋から分泌される「筋ホルモン」ことマイオカイン。若さを保ち、体を太りにくくするなどさまざまなアンチエイジングパワーを秘めたマイオカインの最新情報をお届けする。 「骨格筋」は体重の約40%を占める人体最大の臓器。運動することが健康をもたらすことは複数の疫学研究で明らかになっているが、そのカギとなる物質として注目されているのが、骨格筋から分泌される生理活性物質「マイオカイン」だ。ギリシャ語のmyo(筋)とkine(作動物質)を組み合わせて名付けられている。 「マイオカインは、現在発見されているもので40~50ほど。同定されていないものや代謝物を含めると数百もの成分が分泌されるともいわれる。骨格筋は身体活動を支えるとともに、血液中の糖や脂質の多くを消費する代謝臓器でもある。骨格筋が伸びたり縮んだりするときにマイオカインは分泌され、筋肉

    運動で筋肉から分泌される筋ホルモン「マイオカイン」が若さを保つ
  • https://www.mathsoc.jp/assets/file/publications/tushin/2702/yamashita-kawahigashi.pdf

  • 「実年齢よりも老化している人」は認知症や脳梗塞になりやすい

    実年齢よりも生物的年齢が高い人(健康状態が悪く体の老化が進んでいる人)は、認知症や脳梗塞の発症リスクが高いことが、英国の中高年32万人余りのデータを解析した研究(*1)で明らかになりました。 実年齢が同じでも体の老化が進んでいる人のほうが、病気のリスクも高いようです。(写真:Марина Демешко/stock.adobe.com) 同じ年齢でも老化の程度は個人差が大きい 認知症や脳梗塞のような神経疾患は、年齢の上昇とともに発症率が高まることが知られています。しかし、同じ年齢でも、人によって老化の程度にはかなりの差があります。 加齢に関連する健康状態の個人差を反映すると考えられているのが、生物学的年齢です。生物学的年齢は、テロメア(*2)の長さ、DNAのメチル化(*3)の程度や、さまざまなバイオマーカー(*4)の値を基に算出されます。 今回、スウェーデン・カロリンスカ研究所の研究者たち

    「実年齢よりも老化している人」は認知症や脳梗塞になりやすい
  • がんのリスクも下げる? 驚くべき“コーヒーの効能”を知る

    コーヒーはかつて健康に悪いと考えられていたが、ではいつからその認識が変わってきたのか。コーヒーの健康効果に詳しい大東文化大学スポーツ・健康科学部健康科学科教授の福島洋一氏によると、きっかけとなったのは2002年と2011年に出された論文かもしれないという。「2002年にコーヒーは2型糖尿病のリスク低下に期待できるという論文が出ました。その後同様の発表が相次ぎ、2005年には前向きコホート研究のメタ解析(*1)が実施され、コーヒーと2型糖尿病の関係が明らかになっていきました」と福島氏は言う。 「2011年には、コーヒーは適度な飲用量において脳卒中のリスク低下と関連するというメタ解析の論文が発表されました。こうした潮目を変える論文をきっかけに、テレビなどでも、コーヒーは悪者ではないという話が取り上げられ、コーヒーは健康かもしれないという認識が世の中に出てきました」(福島氏) 今では、コーヒー

    がんのリスクも下げる? 驚くべき“コーヒーの効能”を知る
  • 8000歩ウォーキング、7時間半睡眠、笑いで「糖化」を遠ざける

  • 「糖化・老化」を避ける食べ方…肉は何と食べる? レンジ調理はNG?