五輪開幕まで約1か月半となったいま、国民の間では「開催反対論」が高まりを見せている。もしも“無観客開催”となったならば、「国民とともにあること」を何より重要視される雅子さまは、どんなご決断をされるのか。 「2020年に行われる東京五輪は、令和の天皇皇后両陛下を世界にお披露目するいい機会だと、御代がわりの前から上皇后美智子さまはお考えでした。その思いは、体調不安を抱えられている雅子さまにも伝わっています。1年延期にはなりましたが、雅子さまは“五輪のホスト国の皇后”としての責務を果たすため、特に最近は体調の管理を徹底されていらっしゃるそうです」(宮内庁関係者) 5月25日夕刻、雅子さまはご養蚕の作業のため、皇居に入られた。半蔵門の通過の際は車窓を全開にされ、居合わせた人々に笑顔で手を振られる余裕も見せられた。美智子さまがライフワークとされてきたご養蚕を継ぎ、雅子さまは新型コロナ禍でも伝統を守ら