原作者のJ・K・ローリング写真:ロイター/アフロ [映画.com ニュース] アメリカのあるカトリック系学校が、世界中で愛されるJ・K・ローリングのベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズを「悪霊を呼び出す危険性がある」として図書館から排除し、大きな話題を呼んでいる。CNNやバラエティなど複数の米メディアが伝えている。 このほど、「ハリー・ポッター」シリーズ全7作を図書館から撤去したのは、米テネシー州ナッシュビルにあるカトリック系小中一貫校の聖エドワード学園。地元紙ザ・テネシアンによれば、同校で教鞭をとるダン・リーヒル神父は8月28日(現地時間)、教職員宛てに一斉メールを送り、「これらの本は、魔法を善と悪の両方であり得るとしていますが、それは真実ではありません。同書に登場する呪術と呪文はすべて本物であり、活字を通して読み手の体内に悪霊が呼び起こされる危険があります」と撤去を呼びかけてい