静岡のオーケストラの公演で、開演1時間前に突然スプリンクラーが作動し、楽器や楽譜が水浸しになりました。被害は、数億円に上るとみられます。 ■「滝のような水」数億円被害 天井から、まるで雨のように降り注ぐ、大量の水。本来であれば、先月24日、この場所ではオーケストラによる演奏会が行われるはずでした。 室内にもかかわらず、楽器を守るためにいくつもの傘があります。舞台は水浸しになり、反射して、まるで鏡のようになってしまっています。楽譜は、水がしみ込んで見るも無残な姿になっています。 13日、静岡を拠点とするオーケストラ「シンフォニエッタ 静岡」が行った会見。 中原朋哉さん:「滝のような水が降ってくる」 信じられない出来事は先月24日、裾野市民文化センターの大ホールで行われるはずだった演奏会直前に起きました。 開演を1時間前に控えた午後1時ごろ、突如、天井のスプリンクラーが作動。舞台に設置されてい