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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (7)

  • 戦争はいかに始まり、何が起きるのか

    戦争はいかに始まり、拡大し、終結を迎えるのか。また、何が勝敗を分けるのか。ナショジオが紹介してきた歴史的な戦いの記事を特集しました。 20世紀の戦争プロパガンダ地図12点、敵はタコ 20世紀前半に戦時下のプロパガンダが目的で製作された、さまざまな風刺地図。イラストを多用し、視覚に訴えた地図からは、当時の政治情勢や各国のもくろみが読み取れる。

    戦争はいかに始まり、何が起きるのか
  • ポリネシア人にアメリカ先住民のDNA、最初の接触は12世紀

    アメリカ先住民とポリネシア人が最初に接触した場所はマルキーズ(マルケサス)諸島のファトゥ・ヒバ島だったと示唆する研究が発表された。アメリカ先住民がポリネシアにやって来たのか、それとも南米大陸に到来したポリネシア人が西に戻る際にアメリカ先住民の遺伝子を持ち帰ったのか。どちらの筋書きが正しいのかはまだわかっていない。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 南米大陸とポリネシアは太平洋を大きく隔てており、一番近いイースター島(以下、現地語名のラパ・ヌイと表記)とペルーでも4000キロ近く離れている。大航海時代より前にこの二つの地域に人々の交流があったかどうかは、人類史上の謎として長年論争が続けられてきた。 今回、アメリカ先住民とポリネシア人は12世紀には太平洋を渡って交流していたとする研究成果が、7月8日付の学術誌「ネイチャー」に発

    ポリネシア人にアメリカ先住民のDNA、最初の接触は12世紀
  • 『ジュラシック・パーク』で大活躍の恐竜、本当はこんな姿だった

    卵からかえるひなの世話をするディロフォサウルス・ウェテリリの復元図。(ILLUSTRATION BY BRIAN ENGH) 1993年の映画『ジュラシック・パーク』のなかに、悪役のひとりが運悪くディロフォサウルス(Dilophosaurus wetherilli)に出くわし、殺される場面がある。人間よりも小さく、好奇心旺盛なディロフォサウルスは性をむき出しにすると、エリマキトカゲのような首のフリル(えり飾り)を広げ、鋭い鳴き声を立て、悪役の目に毒入りの唾を吐きかける。 このシーンによって、ポップカルチャーにおけるディロフォサウルスのイメージはすっかり固定されてしまったが、実際のディロフォサウルスは、映画で描かれている外見とは大きく異なっていた。 「私は、『最も有名な“知られざる”恐竜』と呼んでいます」と話すのは、米アリゾナ州化石の森国立公園の古生物学者アダム・マーシュ氏だ。同氏は、ディ

    『ジュラシック・パーク』で大活躍の恐竜、本当はこんな姿だった
  • サメと巨大イカが対決、初の証拠、前代未聞

    カリブ海のバハマ諸島沖を泳ぐヨゴレ。ヨゴレは通常、海面近くで捕するため、今回の発見はいっそう興味深い(記事に登場する個体の写真は次のページに)。(PHOTOGRAPH BY BRIAN J. SKERRY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 米ハワイ諸島沖の深海で、サメが巨大なイカと格闘した。相手はダイオウイカかもしれない。 体長2メートルのヨゴレ(Carcharhinus longimanus)というサメの体表に、巨大な触腕によるゴルフボール大の吸盤の傷跡が残されていたのだ。 これは、ダイオウイカあるいは水深300メートル以上の深海に生息する大型のイカとサメが対決したことを示す、初の科学的な証拠だと研究者たちは言う。 深海へ潜るマッコウクジラとダイオウイカの闘いはよく知られているものの、サメが巨大な頭足類と対決しているという証拠はこれまでなかった。 偶然撮影された写真

    サメと巨大イカが対決、初の証拠、前代未聞
  • 1億年前のハチの巣を発見、グループで最古

    1億年以上前、現在の南米パタゴニアに当たる地域に生息していたハチが、積もったばかりの火山灰の中に巣を作った。このグループとしては最古の痕跡だ。(COURTESY OF JORGE GENISE) 新たに発見された化石に、古生物学者らが騒然としている。1億年前の南米パタゴニア地方に生きていたハチの巣の化石だ。ミツバチをはじめ花を訪れる「ハナバチ類」としては最古の証拠だという。論文は1月29日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された。(参考記事:「3億年前の痕跡、最古の飛翔昆虫の化石」) この巣穴はブドウの房のような形をしており、幼虫が成熟するための小部屋と、それらをつなぐトンネルからなる。現生の昆虫のうち、こうした形の巣穴を作るのはコハナバチ科のハチだけだ。コハナバチ科は世界中に生息し、非常に多くの種がある。一部の現生種は、今回見つかった化石にそっくりな巣穴を地下に作る。 たまたま同じ構

    1億年前のハチの巣を発見、グループで最古
  • 【動画】イルカがクジラを育てる、しかも3年、初

    ハンドウイルカの母親は子煩悩だ。授乳し、守り、一緒に遊びながら、長いときは6年もかけて育てる。 このほど、野生のイルカがクジラの子どもを育てるという、知られている限り初の例が、最新の研究で明らかになった。観察結果は6月25日付けで学術誌「Ethology」オンライン版に報告された。 2014年、仏領ポリネシア沿岸海域で、ハンドウイルカの母親が、見慣れない姿をした幼いオスを世話しているのを研究者たちが発見。母親自身の子と思われるイルカも一緒だった。(参考記事:「動物大図鑑 ハンドウイルカ」) ハンドウイルカなら口吻がほっそりしているが、生後1カ月とみられる謎の子どもは口吻が短く、鋭くもなかった。やがて、みなしごの正体はゴンドウクジラの仲間、カズハゴンドウだと科学者たちが特定。種も属も別の動物だった。 「こんなまれな現象を目撃できて、当に興奮しました」。研究結果をまとめた論文の筆頭著者、パメ

    【動画】イルカがクジラを育てる、しかも3年、初
  • 東アジア最古の彫刻か、10万年以上前、作者は謎

    中国東部で最近出土した、刻線模様が彫られた親指ほどの大きさの2つの骨片のうちの1つ。これまで東アジアで最古とされていた抽象的な刻線模様よりも、さらに数万年さかのぼる。(PHOTOGRAPH BY FRANCESCO D’ERRICO & LUC DOYON) 今から10万年以上前、現在の中国東部にあたる地域で、ある古代の人類が、動物の骨に模様を彫り込もうと考えた。その彫刻家は、日光にさらされて硬くなった肋骨のかけらを選んで、7のほぼ平行な線を刻み込み、鮮やかな黄土色の顔料を塗りつけて目立たせた。 この小さな骨片に刻まれた直線が今、古人類学者の間に波紋を広げている。意図的に彫られた抽象的な線としては、東アジアで最古の可能性があるからだ。7月8日付けで学術誌「Antiquity」に発表された論文の内容が確かなら、これまで6万年前とされていた記録が打ち破られたことになる。 彫刻の作者がヒトの系

    東アジア最古の彫刻か、10万年以上前、作者は謎
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