自民党の二階俊博幹事長(右)と林幹雄幹事長代理=2021年4月26日、東京都千代田区の自民党本部、上田幸一撮影 2019年の参院選広島選挙区で自民党公認で当選した河井案里氏=公職選挙法違反の罪で有罪判決が確定・当選無効、自民党を離党=側に党本部が提供した1億5千万円の支出について、二階俊博幹事長は18日の記者会見で「個別の選挙区の選挙戦略や支援方針については、それぞれ担当において行っている」と改めて自身の関与を否定した。 【動画】「こんな恥ずかしい親書を二階幹事長に持たせるわけにはいかない」。二階氏が携えた習近平国家主席宛ての親書は書き換えられていた 関連質問が相次ぐと、二階氏側近の林幹雄幹事長代理が「幹事長が発言しているんだから、根掘り葉掘り、党の内部のことまで踏み込まないでもらいたい」と報道陣を牽制(けんせい)する場面もあった。 二階氏はこの日の会見で「党本部としての党全般の責任は私に