福島第1原発にたまる処理水の海洋放出後、中国から嫌がらせ電話が相次いでいる問題について、共産党の小池書記局長は28日、「事態を解決する責任は、日本政府にある」との見解を述べた。 処理水放出後に国内で相次いでいる中国からの嫌がらせ電話をめぐり、記者会見で、小池氏は、「近隣諸国の理解を得ることも、日本政府としての大事な責任だ。これまで、きちんと説明する外交努力を怠ってきたと言わざるを得ない」と指摘した。 そのうえで、「今の事態を解決する責任は、日本政府にある」として、「海洋放出を中止し、中国政府と事態の打開に向けた協議を行うべきだ」との考えを示した。 また、風評被害対策について問われると、「処理水の海洋放出を中止するのが、風評被害を防ぐ一番の手だてだ」と述べた。
高知県須崎市のマスコットキャラクター「しんじょう君」が、四国内ならどこでも気軽に行けるように見えて、実は「どこの県に行くにも大回りで時間がかかる」という現実をTwitterで分かりやすい地図とともに説明。「初めて知った」「こりゃ大変だ」と驚く声が上がっています。 投稿されたのは、四国内での移動の「理想」と「現実」を表した2枚の地図。理想の地図では、香川、愛媛、徳島、高知がそれぞれ隣県同士で行き来がしやすそうなイメージが表されています。 こんなふうに各県に移動できるかと思いきや……(画像は「しんじょう君」公式Twitterより引用) 一方で、現実の地図では「主要道路が8の字に通っている」ため、ぐるっと大回りなルートで移動しなければいけない、という実情が。愛媛県から高知県へのルートが分かりやすく外側を回っており、四国山地の存在を強く感じます。他にも4県の境界付近は「だいたい長いトンネル」があっ
国内有数の化石の産地として知られる福井県の県立大に令和7年度、恐竜の研究に特化した新たな学部が誕生する。その名も「恐竜学部」(仮称)。県によると、恐竜研究を掲げる学部設置は全国初だ。「恐竜王国」の強みを生かし、県立恐竜博物館(勝山市)の研究員による講義といったバラエティーに富んだ学習環境も提供される。しかしなぜ今、恐竜なのか。背景を取材した。 【写真】恐竜学部の入る新学部棟の完成イメージ図 福井で化石が見つかった恐竜は、国産恐竜で初めて復元された草食の「フクイサウルス」(白亜紀前期)や、国産の肉食恐竜として初めて全身骨格が復元された「フクイラプトル」(同)などが有名。これらの標本を展示している県立恐竜博物館には毎年大勢の恐竜ファンが訪れている。 県立大によると、新学部の拠点となる新キャンパスは県立恐竜博物館の隣接地に造られる。学生は恐竜学や地質・古気候学を学び、発掘調査などの現場活動にも出
【ハルビン=三塚聖平】中国初の国産中型ジェット旅客機「C919」が28日、初の商業飛行を実施した。習近平政権は米欧メーカーが中心となっている世界の旅客機市場にくさびを打ち込むため、「国策」として開発を進めてきた。輸出にも意欲を見せているものの、海外展開にはハードルもあると指摘される。 中国東方航空が28日に上海虹橋国際空港から北京首都国際空港まで、約2時間のフライトを実施した。 C919は、上海の国有企業「中国商用飛行機」が開発し、2017年には初飛行に成功していた。中国メディアによると、座席数は158~192席で、欧州エアバスの「A320」や、米ボーイングの「737」が競合機種になる。 習政権は、対立長期化が見込まれる米国など西側諸国に依存しない産業の「国産化」を目指しており、米欧メーカーがシェアを握るジェット旅客機の開発はその重要な柱だ。習国家主席は、国産旅客機の開発について「国家の意
寄生虫が原因で失明などが引き起こされる感染症の特効薬「イベルメクチン」について、新型コロナ患者に投与しても効果がみられなかったとする結果を、治験を進めていた北里大学病院などのグループが発表しました。 治験は北里大学病院などのグループが行い、今月22日、海外の医学雑誌に結果をまとめた論文を発表しました。 それによりますと、治験は2020年8月からおととし10月まで新型コロナに感染した20歳以上の中等症までの患者248人を対象に行われ、イベルメクチンを1回服用するグループと偽の薬を服用するグループに分けて、患者も医師もどちらが投与されているか分からない方法でPCR検査で陰性となるまでの期間を比較しました。 その結果、いずれのグループでも14日前後で陰性となり、陰性となるまでの時間に差はなく、イベルメクチンの投与で時間を短縮する効果はなかったと結論づけています。 イベルメクチンは、ノーベル生理学
● 過去最低を大幅に更新した 任期制自衛官候補生の採用状況 自衛隊は今、人員が激減している。このまま募集人員を確保できない状態が続けば、いずれ破綻すると筆者は危惧している。国は危機感を持ってこの問題について考えてもらいたい。 【在日米軍の「豪華設備」の数々…写真はこちら】 防衛省・自衛隊が2022年度に採用した任期制自衛官候補生は計画人数の半分以下であり、これまでで最も低かった18年度の72%を大幅に下回る40%台後半だった。 自衛隊はハラスメント問題や度重なる不祥事が続いている。自衛官の親からしても、不信感が募る職場環境に大事な子どもを預けることにはちゅうちょしてしまうだろう。 実際、今年度の募集は極めて厳しくなっている。少子高齢化に加え安全保障環境が悪化していく中、今後ますます人材を確保するのは難しくなっていくだろう。そうした状況にもかかわらず、国は具体的な対策を打たずに看過し続けてい
乗りものニュース ›› バス ›› 鉄道 ›› 運転士がサングラス、ヘンですか? 鉄道からバスへ少しずつ拡大 “接客の壁”崩れるか 鉄道やバスの運転士にサングラス着用をOKとする動きが広がっています。欧米では当たり前の光景ですが、導入を躊躇するケースも。一方で運転士からは大好評のようです。 西日がキツイ! 鉄道でサングラス導入続々 鉄道やバスの運転士にサングラス着用を許容する動きが広がっています。2023年4月3日からは、京急電鉄が使用を開始。24日からは、両備バス(岡山市)と中国バス(福山市)が一般路線バス、高速バス、貸切バスなどで約1か月間の実証実験に乗り出します。 サングラス姿の運転士は海外ではよく見かけますが、日本でいま広がってきたのはなぜでしょうか。 サングラスをつけたバス運転士(画像:両備ホールディングス)。 各社は同じレンズメーカーのサングラスを用います。タレックス(大阪市生
テレビ番組のコメンテーターとしてしばしば登場する“脳科学者”たち。しかし、昭和大学医学部精神医学講座主任教授で同大学附属烏山病院長の岩波明さんは「堂々と脳科学者を名乗る人たちの大部分は科学者とも言えないし、『脳』の研究を自らしたこともない人たちが多い」という――。 【写真】岩波明氏の著書『精神医療の現実』(KADOKAWA) ※本稿は、岩波明『精神医療の現実』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。 ■医学部に「脳科学科」はない 脳科学という言葉が世の中に浸透するようになったのは、1990年代ころのことだと思われる。そう遠い昔のことではない。現在では、「脳科学者」を名乗っている人が、テレビ番組のコメンテーターなどに登場することはまれなことではなくなっている。それでは脳科学とは何かというと、そもそも日本の医学部に「脳科学科」という名称の部門は存在していない。 大学において、脳に関する
目指せ!時事問題マスター 1からわかる!少子化問題(3)解決のヒントは“次元の異なるマインドチェンジ”?
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