2019年10月に上陸した台風19号は東日本各地に甚大な被害をもたらしました(写真:AP Photo/Jae C. Hong) 今年も台風シーズンがやってきました。地球温暖化のせいで、台風は年々強くなり、巨大化し、日本にもガンガン接近・上陸している。今後は伊勢湾台風レベルの台風が日本に山ほど訪れて、たくさんの死者を出すぞ! いったい地球はどうなってしまうんだ……! 台風シーズンになると、そのような声がたくさん聞こえてきます。 【図】「初の7月台風ゼロ」今後は警戒が必要な理由 確かに、台風のエネルギー源は高い海面水温です。特に2020年は梅雨明け後に太平洋高気圧とチベット高気圧の影響で日本付近は猛暑に見舞われました。その影響を受けて海面水温も上がり、9月6日から7日にかけて日本に接近した台風10号は気象庁が「特別警報の可能性がある」という事前の予告をするほど警戒されていました(結果的に特
菅義偉新政権が始動した。コロナ禍からの脱却に向け、デジタル変革(DX)の推進や中小企業の生産性向上などを目玉に据える。景気の二番底への懸念が囁(ささや)かれる中、日本経済を回復軌道に復帰させるには民間の力を最大限に引き出す政策が欠かせない。 シャープの「中小企業化計画」で思い出す…中小企業の「定義」とは? 菅首相が中小企業政策の中核をなす中小企業基本法の見直しに言及、中小企業政策のあり方はより一層、再編・成長志向へと歩を進めそうだ。 日本の産業を支える中小企業は約358万社で全体の99・7%を占め、全体の約7割に当たる約3200万人の雇用を担っている。この数字は基本法の定義によるもので、同法は資本金または従業員数の要件で中小企業を定めている。例えば製造業は資本金3億円以下または従業員300人以下となっている。 中小企業の中には、中堅企業となる実力があるにもかかわらず、あえて中小にとどまる企
縦割り打破、次官が率先を 菅首相、連絡会議で訓示 2020年09月18日12時46分 次官連絡会議で訓示する菅義偉首相(左から2人目)=18日、首相官邸 菅義偉首相は18日午前、各府省の事務次官らが政策課題を協議する「次官連絡会議」に出席し、「事務方の責任者である皆さんが率先して行政の縦割りを打破し、既得権、あしき前例主義を打ち払って大胆な規制改革を進めてほしい」と訓示した。最優先課題として新型コロナウイルス対策と経済再生の両立を挙げ、内閣の方針や閣僚の指示に従って積極的に政策立案するよう求めた。 「縦割り110番」いきなり中断 行革相肝煎り 首相は「世の中には国民の感覚から大きく懸け離れ、当たり前でないことが残っている」と改めて指摘。「現場の声に耳を傾け、何が当たり前なのか、しっかりもう一度見極めてほしい」と各次官に指示した。 連絡会議は旧民主党政権が廃止した事務次官会議に代わるもので、
菅総理大臣は、18日午前、武田総務大臣と会談し、携帯電話料金の引き下げの実現に向けた改革を進めるよう指示し、武田大臣は会談のあと、記者団に対し「1割程度の引き下げでは改革にならない」と述べ、携帯電話各社の努力を促す考えを示しました。 このあと武田総務大臣は、記者団に対し「携帯電話料金の引き下げやマイナンバーカードの管理システムを運営するJーLISの改革を力強く推し進めるよう指示があった。国民の生活と直結する問題なので、できるだけ早く結論を出すように、全力で臨んでいきたい」と述べました。 そのうえで、武田大臣は携帯電話料金の引き下げ幅について「1割程度では改革にならない。諸外国は、いろんな政策で健全な競争市場原理を導入しており、ドイツやフランスでは70%下げている。やればできる」と述べ、携帯電話各社の努力を促す考えを示しました。 さらに、武田大臣は「携帯電話事業者も設備投資などいろいろやって
マイナポイント新聞広告(https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/doc/mynapoint_NP15d.pdf)より キャッシュレス決済サービスを使って買い物をすれば、最大5000円分のポイントが還元される国のマイナポイント事業が奮いません。 9月16 日現在、キャッシュレス事業者を選んで申請した人は558万2273人と、国が上限とする4000万人には遠い数字です。申請が進まない最大の要因とみられるのが手続きの複雑さです。マイナンバーカードを取得するところから始まり、専用アプリのダウンロード、ポイント付与の申し込みといった乗り越えなければならないいくつものハードルがあります。 安倍政権から、菅政権になり、さらにデジタル対応に取り組むことの重要性が強調されていますが、いくらポイントのバラマキをしたところで、国民がシステムを使いこなし、利便性を実感できるも
立憲民主党の枝野幸男代表が、「デジタル化は後ろ向き」、「前向きの自然エネルギーで食っていこう」と与党を批判したとの共同通信の記事が「意味がわからない」とネット上で物議をかもしています。 立民は次期衆院選で「自然エネルギー立国」を政策の柱に据えるとして「首相は取って付けたようにデジタル化なんて言いだした。この国は後ろ向きのデジタルではなく、前向きの自然エネルギーで食っていこう」と訴えた。 出典:デジタル化は「後ろ向き」と批判 枝野氏、政権との違いアピール | 共同通信 筆者も「???」となったので、街頭演説の発言部分を書き起こしてみました。 枝野代表「デジタル化は後ろ向き」発言部分の書き起こし 枝野代表の街頭演説は、立憲民主党の公式チャンネルで公開されている動画から見ることができます(26分47秒あたりから)。 そして3つ目。これからの日本の未来。どうやってこの国は食っていくのか? 菅(スガ
「大学などの研究機関や、動画編集を業務とする企業が使うようなパーツです。一般の家電量販店ではまず取り扱っておらず、ウチのような専門店じゃないと手に入らない。ましてや藤井(聡太、18)さんのように将棋ソフトのために購入した人は見たことがない」 将棋界で快進撃を続ける藤井二冠は棋譜の分析のためのパソコンを自作することで知られているが、9月10日付の中日新聞に掲載されたインタビューで、〈最新のはCPUに「ライゼンスレッドリッパー3990X」を使っています〉と明かした。 CPUはコンピュータの頭脳にあたるパーツだが、藤井二冠が名前を挙げたのは今年2月に発売された最新モデルで、お値段なんと約50万円。通常の家庭用パソコンのCPUであれば価格は2万~3万円程度である。 この高級品が「将棋の分析に最適」と評するのは、今年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝した将棋AI「水匠」の開発者である杉村達也氏だ。
9月14日、自民党総裁選に当選し、安倍晋三首相に花束を贈る菅義偉官房長官(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) (政策コンサルタント:原 英史) 官僚人事を巡って、「安倍政権では官邸が霞が関人事を掌握して、官僚の忖度が蔓延」、「菅首相は“反対する官僚は異動”の方針」などの報道が続いている。前提知識を欠いたデタラメ記事が多い。 ――とネットメディアで批判していたら、朝日新聞から取材があり、9月17日付朝刊で私のコメントを掲載してもらった。 <政策工房社長の原英史さんは・・・「(官僚が)反対するのであれば異動してもらう」との発言は少し気になるという。「必要な指摘をするのは官僚の職責。方針が決まる前の異論は大歓迎とのメッセージも出すべきだ」と注文をつけた。> 有難いことだが、紙面制約で、私が話したコメントのごく一部しか掲載されていない。そこで、取材で話した内容を補足し、フルバージョンでコメントを公
麻生太郎副総理兼財務相が20日、80歳になった。第2次安倍晋三政権では屋台骨として安倍氏を支え、菅義偉(すが・よしひで)新政権になっても引き続き要職を担う。自民党第2派閥の麻生派(志公会、54人)を率いて精力的に活動し、傘寿を迎えても存在感は高まるばかりだ。 【写真】「周囲が明るくなる」と評される麻生氏 「新型コロナウイルスに限らず、われわれを取り巻く環境はいろいろな問題を抱えている。非常時には必ず一致団結して立ち向かう。その決意を腹に構え、事に臨むことを期待する」 菅政権発足後初めて、17日に東京都内で開かれた麻生派の会合で麻生氏はメンバーに結束を呼びかけた。 平成24年12月の第2次安倍政権発足以降、務め続けた副総理兼財務相の要職を菅政権でも担い、新型コロナが直撃した経済の立て直しを主導する。新政権の焦点である衆院解散・総選挙の時期について、今月13日に新潟県で行った講演で「下手したら
【9月19日 AFP】アジア各地では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で生活に困窮する家族の手により、数万人の少女たちが望まない結婚を強いられている。 インドネシア、インド、パキスタン、ベトナムなどに残る伝統的な地域社会では、児童婚はごく普通な行為としてこれまで続けられてきたが、慈善団体が介入し、教育や女性の健康に関する各種サービスへのアクセスを促進してきたことで、その数は近年、減りつつあった。 しかし、ここにきて改善傾向にあった状況が再び悪化に転じ始めている。専門家によると、新型コロナウイルスの影響で多くの人が職を失い、家族を養うことが難しくなっているという事情がその背景にはあるという。 非政府組織(NGO)「ガールズ・ノット・ブライズ(Girls Not Brides)」でアジア地域を担当するシプラ・ジャハ(Shipra Jha)氏は、「児童婚はジェンダー間の不平等と
将棋の第33期竜王戦(読売新聞社主催)の挑戦者決定三番勝負第3局が19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、羽生善治九段(49)が丸山忠久九段(50)に勝って通算2勝1敗で竜王挑戦権を獲得した。10月9日に開幕する七番勝負で、タイトル通算100期獲得をかけて、豊島将之竜王(30)に挑む。 タイトル100期がかかることについて、羽生九段は「そういう舞台で指すということは非常にありがたいことだと思っている。気力を充実させて開幕を迎えたい」と話した。 羽生九段は1989年に19歳で初タイトルとなる竜王を獲得。以来、タイトルを積み重ね、2012年に故・大山康晴十五世名人の通算80期を抜いて歴代最多の81期を達成した。それからはタイトル獲得記録を塗り替え、17年には99期に到達した。しかし、100期獲得がかかった18年春の名人戦で挑戦に失敗。同年秋の竜王戦では挑戦者の広瀬章人八段(33)に敗れ、無冠に
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