戦力化に向け様々な試験を行っている、アメリカ海軍の最新型空母ジェラルド・R・フォード。このたび、至近距離で魚雷や機雷が爆発した場合を想定した水中衝撃試験の1回目が実施され、無事に終了したことが2021年6月18日(現地時間)に発表されました。空母での試験は、1987年に実施されたセオドア・ルーズベルト以来となります。 海の上で行動する艦艇にとって、もっとも気をつけなくてないけないのが、沈没につながる水面下の損傷。魚雷や機雷が直撃するのはいうまでもなく、至近距離で爆発すると水中に衝撃波が発生し、それによって直撃弾以上の衝撃が船体構造を襲い、損傷させます。 このためアメリカ海軍では、新しいクラスの艦艇が戦力化される前に、至近距離の爆発で発生する水中衝撃波に対し、十分な耐久性があるかどうかを実際に確認する「FSST(Full Ship Shock Trials)」という試験が実施されています。も
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