週末の夜。駅前には流行(?)の“路上飲み”が目立つ。渋谷との違いは、若者ばかりでなくさまざまな年齢層がいる点。都内でも有数の“飲んべえ”タウンとして知られ、コロナ前は朝まで飲み歩く面々も少なくなかった街・高円寺。この街最大の夏の風物詩が、『高円寺阿波おどり』だ。 【写真】踊り手と見物客で明らかに密!実際の高円寺阿波おどりの様子('14年撮影) 「毎年8月末に開催されて100万人が来場します。踊り手は1万人。街を周回する“流しおどり”を見る人で道はごった返して、当日は移動するのがひと苦労です。駅前は動線の確保のため一部封鎖されて、大混雑。朝のラッシュの満員電車みたいになることもあるので、今の時代でいうとかなりの“密”ですね(苦笑)」(高円寺のバー店主) 開催決定も辞退する連が多数 コロナ禍にあってこの夏祭りが物議を醸かもしている。昨年はコロナのため開催を見合わせたが、今年は8月28日・29日
バイデン米大統領は18日、米ABCのインタビューで「アフガニスタンと、台湾・韓国・NATO(北大西洋条約機構)との間では根本的は違いがある」と語った。これはアフガニスタン撤収の際に犯した失敗が、どれほど大きいものだったかを示している。中国や北朝鮮、ロシアの脅威にさらされている同盟国や地域を「アフガニスタンは、明日の自分たちかもしれない」という深刻な不安に陥れたことを、自ら認めたからだ。 日本の安全保障専門家の1人は「撤収の判断自体は間違っていない。アフガニスタンの防衛が米国にとって大きな国益になると言えないからだ。でも、詰めを誤ったことで、米国は払わなくても良い外交リソースを使う羽目になった」と語る。空港に殺到し、米軍機にすし詰めになって運ばれ、あるいは米軍機から振り落とされるアフガニスタンの人々の写真や映像の効果は絶大だった。中国メディアは早速、「米国の国際的な信用は崩壊した」と非難して
《政治が重症・中等症ベッドを増やすよう医療界に「命令」を出し、従わなければ強烈な制裁を加えるしかない。》 【写真あり】防護服を着たスタッフが動き回る大阪暁明館病院の現場 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が8月18日、こんなツイートをしたことで批判を集めている。現在、新型コロナウイルスの感染爆発で、コロナ患者の重症・中等症の病床が不足している。橋下氏は、医療界の協力不足が原因だとして、政府が医療施設に病床提供の命令を出し、従わなかった場合は“強烈な制裁”を加えるべきだと主張しているのだ。 だが、医師で小説家の知念実希人氏は橋下氏のツイッターを引用したうえで、こう反論した。 《制裁!!?? 1年半、必死にこのスペイン風邪にも匹敵するウイルスと戦ってきた医療従事者に対して『制裁』を加えるとおっしゃるのですか!? そして、いつから病気はコロナだけになったのでしょう? コロナ病棟を増やすという
【シンガポール=森浩】アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバンが実権を握ってから22日で1週間を迎えたが、アフガン経済が苦境に陥る可能性が高まっている。国家財政は海外援助に依存してきたが、既に欧米各国が相次いで資産凍結や支援中止を表明したためだ。タリバンが重要資金源である「麻薬ビジネス」の強化に踏み切る懸念が上がっている。 「タリバンは軍事的に勝利したが、今は統治しなければならない。それは簡単ではない」。アフガン中央銀行のアフマディ総裁代行は18日、ツイッターで警鐘を鳴らし、経済の困窮が統治の足かせになるとの見通しを示した。 アフマディ氏は中銀の保有資産は先週時点で90億ドル(約9900億円)ほどだが、米国がアフガン政府が米国内で保有する資産を凍結したことで、タリバンが利用できるのは「0・1~0・2%」との見方を示した。財政の逼迫(ひっぱく)は目に見えている。 アフガンは農業が主要産業
大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は8月20日(現地時間)、インディアンス戦に「1番・DH」で先発出場し、4試合連続のヒットを放った。19日にはタイガース戦で40号目となるホームランを打ち、投手としても8勝目を挙げた。 【Twitter】大谷選手とサバシア氏の微笑ましい2ショット写真 そんな絶好調の大谷選手を、ある人物が大絶賛している。 MLBの公式サイトが20日にアップした記事で、「私はおそらく彼の1番のファンだ」と語ったのは、CC・サバシア氏だ。大リーグのヤンキースやインディアンスで活躍し、通算6度もオールスターに選ばれ、2007年にはアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した。2019年に引退した。 「タイマーをセットして」試合を見ている記事によると、サバシア氏は、2018年に大谷選手が大リーグデビューして以来のファンだという。大谷選手のプレーを初めて見たとき、「私が今まで見た中で
■「副作用もなく安全」として紹介されているが… 「いま人工呼吸器を装着している患者は30代。やや肥満ですが、それ以外に基礎疾患はありません。コロナ第5波になってからは、40、50代の現役世代が重症化するようになりました。しかも患者数が激増してベッドが塞がり、搬送依頼があっても受けられない時もあります」 【図表】エビデンスのレベル。イベルメクチンは、査読を受けていない論文、観察研究などのエビデンスレベルが低い論文が大半。 こう話すのは、新型コロナ治療の最前線で指揮をとる、埼玉医科大学総合医療センターの岡秀昭教授。自身が基礎疾患を抱えながらも、急増するコロナ患者の対応にあたる。 デルタ株に置き換わった新型コロナウイルスが猛威をふるい、病床が圧倒的に足りず、必要な治療が受けられない状態が続く。東京都内では、親子3人の家族全員が新型コロナに感染、40代母親が自宅療養中に死亡する悲劇も起きた。国民全
新型コロナの新規感染者数が各地で過去最多を更新する中、新潟県湯沢町では8月20~22日の3日間、音楽フェス「フジロックフェスティバル」(通称「フジロック」)が開催されている。主催者は、入場制限を設けたうえ、感染対策を徹底すると訴えるが、記者が目にしたのは、ステージ前で“密”になって羽目を外し、踊り狂う若者たちの姿だった。 【写真10枚】ボルテージ全開で盛り上がる夜のメインステージ前は、”密”そのものだった *** 「品川」「練馬」「足立」ナンバー 24年間にわたって、毎夏、開催されてきた日本最大級の音楽フェス「フジロック」。昨年はコロナ禍で中止に追い込まれたが、今年は開催に踏み切った。 「KEEP ON FUJI ROCKIN’」 主催者がホームページで訴える標語である。 〈雨、風、嵐、そして台風。フジロックは今までも自然の脅威にさらされてきました。そして、フジロックはいつも、フジロッカー
今月11日に記者は仁川港から高速艇で3時間40分かけてペンニョン島を訪れ、現地の海水浴場を取材した。コロナ渦の影響ですでに閉鎖された海水浴場にはパラソルではなく廃棄物用のごみ袋があちこちに積み上げられていた。海岸には発泡スチロールやペットボトルが転がっていた。海岸を掃除するため出てきた住民たちと共に本紙の記者たちもごみを拾った。持ってきた20リットルのごみ袋がわずか5分でいっぱいになった。最も多かったのはプラスチック製のさまざまな容器だ。発泡スチロール製のブイや缶詰の空き缶、ガラス瓶、ラーメンの袋もあった。これらのごみをもう少し細かく見ると、「紅塔山」と書かれたたばこの箱、「冰糖雪梨」と書かれたペットボトルなど、ラベルに中国語が書かれたごみが多かった。34個のごみのうち、ラベルなどで国が分かった24個(70.5%)は全て中国のものだった。 ■「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国
「国後島から泳いで来た」と話すロシア人が保護された現場=北海道標津町の道警中標津署標津駐在所で2021年8月21日午後0時48分、本間浩昭撮影 19日午後5時ごろ、北海道中標津町の中標津警察署標津駐在所前で、外国人が立っているのを不審に思った町内の男性(70)が話しかけると「パスポートを持っていない」などと答えたため、同署に通報した。男性が毎日新聞の取材に通報の経緯を証言した。この外国人は男性で自らをロシア人と名乗り「国後島から泳いで渡ってきた」と話していたという。ただ、眼鏡をかけ、服はぬれていなかった。 【写真特集】北方領土、赤外線カメラで撮影成功 道警はロシア人から事情を聴き、札幌出入国在留管理局に身柄を移送した。捜査関係者によると、ロシア人は「亡命目的」と話しているという。ただ、関係者は「本当に亡命なのか疑問」と取材に語った。今後、入管当局が詳しい経緯を調べ、「一時庇護(ひご)」によ
新型コロナウイルスの感染爆発で自宅療養者が全国で約9万7千人に上り、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏4都県で7月以降、少なくとも18人が自宅療養中に亡くなっていたことがわかった。50代以下が9人で半数を占め、8月に入って15人と急増している。各地で病床が逼迫(ひっぱく)し、入院して治療を受けることが困難になっており、自宅療養者の急変へのケアが急務となっている。 【写真】7~8月の自宅療養者の推移 7月に緊急事態宣言が出ていた東京、沖縄に加え、8月2日から宣言が適用された大阪、埼玉、千葉、神奈川の6都府県に、7月1日以降に把握した自宅療養中の死者について尋ねた。「自宅療養中の死者」の定義は各都府県で異なるが、自宅で死亡が確認された場合に加え、自宅療養中に容体が急変し、救急搬送されたケースも含めて朝日新聞で集計した。 最多は東京都の9人。7月には1人だったが、8月に急増しすでに8人が死亡。9人
アフガニスタン情勢の急変を受け、日本大使館員の脱出は「友好国の軍用機」によるものと伝えられました。今回、自衛隊に出番がなかった理由と、アメリカ軍が他国で軍を展開できる根拠がどこにあるのか、法的観点から解説します。 アメリカ軍がアフガニスタンに輸送機と部隊を派遣 2021年8月14日(土)、アメリカのバイデン大統領はアフガニスタンに展開しているアメリカ軍部隊の規模について、現在の4000人に加えてさらに1000人を増派し、計5000人態勢とすることを発表しました。この増派は、現在アメリカ軍がアフガニスタンの首都カブールの国際空港で実施している、アメリカ人や現地のアフガニスタン人を輸送機で国外に退避させる作戦を支援するためのものです。 拡大画像 2021年8月15日、アフタニスタンのカブール国際空港を警備するアメリカ陸軍(画像:アメリカ中央軍)。 アメリカ軍が実施する「非戦闘員退避作戦(NEO
新型コロナウイルスに感染した人のワクチンの接種状況を厚生労働省が調べたところ、2回接種した人の感染は接種していない人に比べておよそ17分の1と大幅に少なくなっていることが分かりました。 これは厚生労働省が8月18日の専門家会合で示したもので、8月10日から12日の3日間に報告された全国の感染者5万7293人のワクチンの接種歴を分析しました。 その結果、感染した人の82%にあたる4万7132人が1回もワクチンを接種していませんでした。 人口10万当たりで新規感染者数を比べると ▽ワクチンを接種していない人は67.6人 ▽1回目のみ接種していた人は22.7人 ▽2回接種した人は4.0人で 2回接種した人は接種していない人に比べておよそ17分の1になっていたということです。
「『24時間テレビ』の放送を控えた時期で、局内ではこれまで以上に感染対策を徹底するなど、敏感になっていたのに……」 【写真】すっかり芸能人! イモトアヤコの「レア私服姿」がもうなんだか そう怒りを露わにするのは、日本テレビで仕事をする関係者だ。 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、7月30日、政府は東京都と沖縄県、埼玉・千葉・神奈川の3県と大阪府を対象に緊急事態宣言を出すことを発表。しかしこの日、日本テレビの関係者約10名が東京・豊洲でバーベキューを開催していたという。 「仕事終わりに集まっていたのは、『世界の果てまでイッテQ!』の番組スタッフです。このご時世に大人数で集まること自体が問題ですが、3日後の8月2日、参加したアシスタントディレクターの1人が発熱を訴えました。翌3日にはスタジオ収録を控えていたのですが、もしものことを考えてバーベキューの参加者約10人を除いて収録を行ったそうです
農林水産省が2021年5月に発表した「みどりの食料システム戦略」以降、さらに盛り上がりをみせる公立学校での有機給食の導入議論。かねてから有機農業運動などを進めてきた団体にとっては、格好の起爆剤となっています。間宮さんはそこに落とし穴が潜むと考えており、そうした団体の一部が、食品中の残留農薬が子供の健康に悪影響を及ぼしていることを主張し、それを根拠に有機給食の導入を求めるケースが多発しているというのです。農水省の担当部署を訪ねた間宮さんは、こうした懸念を伝えるとともに、正しい方向性への誘導を訴えるのでした。 盛り上がる有機給食導入運動公立学校の給食を有機化する、という動きが各地で盛り上がっている。自治体が積極的に取り組んでいるケースもあれば、市民団体が署名活動などを活発におこなう地域もある。もちろん、有機生産者グループも動いている。 農水省の補助事業として2021年6月に開かれた、自治体向け
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