【9月8日 AFP】オーストラリアとニューギニア(New Guinea)島にかつて生息し、絶滅したフクロオオカミ(別名:タスマニアタイガー)の飼育下の最後の個体を捉えた約90年前の映像がカラー化され、鮮やかによみがえった。 【研究結果】有袋類の雄が交尾で死ぬ理由、豪チームが解明 約85年前に絶滅したフクロオオカミは肉食の有袋類で、姿はオオカミに似ているが、トラのようなしま模様からタスマニアタイガーとも呼ばれる。 国立映像音声資料館(NFSA)は、フクロオオカミの希少な現存映像のうち最も長いもので、最後の個体とされる「ベンジャミン(Benjamin)」を映した1分20秒の映像をカラー化したと発表した。 同館は、フランス・パリにある専門スタジオ「コンポジット・フィルム(Composite Films)」のサミュエル・フランソワスタイニンガー(Samuel Francois-Steininger