---------- 島はどのようにできるのか【第2回】 遠い南の海で起きた噴火により生じた軽石群が、太平洋沿岸につぎつぎと漂着し問題となっている。噴火を起こしたのは西之島から300 km南下した場所にある福徳岡ノ場。その給源付近には軽石や火山灰からなる新しい島がつくられた。 この福徳岡ノ場と西之島、どちらも浅い海で大量のマグマを噴出し、新島をつくったという点でよく似ている。しかし、西之島では溶岩によりつくられた新島が侵食に耐え続けているのに対し、溶岩が流出せず砕屑物でつくられた福徳岡ノ場の新島は、この3ヶ月の間にずいぶんと縮小し、いまにも失くなりそうな状態である。この違いは、島をつくるための糧として溶岩がいかに重要な役割を果たしているかを示す好例である。 前回の〈目のあたりにした火山島の誕生──西之島ができていくプロセスを目撃できる幸運〉(https://gendai.ismedia.j
![ただいま成長中の小笠原・西之島へ上陸! 噴出したての岩石から見えてきた噴火活動の物語(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bcfaf392e010d7a920132ea69e0eb4d63c634084/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-amd%2F20211206-00089661-gendaibiz-000-2-view.jpg%3Fexp%3D10800)