ダイヤがパターン化されて接続などもわかりやすい大手私鉄や関西圏のJRに対し、首都圏のJR各線はわかりにくい――。筆者はこれまで、「駅時刻表に表れない『便利な駅』の見分け方」「数分違いで大遅刻『乗り遅れたらヤバい列車』」など過去の記事でこのように指摘してきた。大手私鉄とJR、そして同じJRでも東西で違いがあるのはなぜなのか。そこでこれらの疑問や都市鉄道のダイヤのあり方について、鉄道工学の第一人者である曽根悟・東京大学名誉教授にインタビューした。 【写真で見る】京阪神のエリート列車、JR西日本「新快速」疾走の50年 ■JR西、ダイヤのルーツは「阪和電鉄」 ――大手私鉄やJR西日本の京阪神エリアは全体でダイヤのパターン(周期)を統一したり、同一ホームで乗り換えできるよう設備を改良したりするなどしている一方、首都圏のJR各線はそうなっていないケースが多いと思います。なぜでしょうか。 まず、JR西日
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