前提: あくまで100g150円程度のオーストラリア牛の話での話である。国産牛(和牛含む)はどう食ってもうまいのでブルジョア諸君は適当に作ればよろしい。 オーストラリア牛は手頃で良いのだが、「独特の匂いがある」「硬い」などの難点がある。洋風料理ではそういうのを克服する数々のノウハウがあるのだが、和食にそのままブチ込むと違和感が半端ない。 以下はそれらを超克すべく開発した調理法である。調味料の分量などについては各自適当にやれ。 肉を冷蔵庫から出し、日本酒に10分以上つける。これは肉を柔らかくするためである。あと、日本酒の香りがするとなんとなく和食感が出る。 鍋に玉ねぎと水と醤油を入れ、煮る。あと、ダシに和風だしを使いがちだが、輸入牛の匂いとカツオの匂いのマッチングがどうも好きではない。なのでコンソメを使う。 肉を日本酒ごと鍋に入れる。この時ローリエを入れる。牛肉の臭み消しにローリエの威力は絶