パブリッククラウドの仮想マシンは一般に、あらかじめ価格表に載っているマシンタイプの中から、プロセッサの仮想コア数やメモリ容量の希望に近いものを選ぶものでした。 利用者からすれば、仮想マシンのプロセッサの仮想コア数とメモリ容量を自由に選べた方がうれしいのですが、クラウドを提供する事業者からすれば、自由度が高いとそれだけ価格表も課金システムも、そして大規模なサーバに対して柔軟なインスタンスの調達をするための運用管理システムも複雑になってしまいます。 しかしGoogleは同社のクラウドサービス「Google Compute Engine」で、利用者が任意の数の仮想CPUとメモリ容量を自由に選べる新機能「Custom Machine Types」の正式サービスを開始したと発表しました。 利用者は下記のようにスライダーで1から32までの任意の仮想コア数と、仮想コア数あたり最大6.5GBまでのメモリ容