人類が、訪れたことのない火星にスペースデブリ(宇宙ゴミ)を捨てている。着陸装置、熱シールド、パラシュートなど、ミッションで使用されたスペースデブリが、火星に溜まってきているという。 2003年に行方不明になった探査機ビーグル2号など、人間が作った宇宙船からのゴミが半世紀に渡って火星に捨てられており、現在、その量は推定6.8トン以上とされている。 英ウォーリック大学でスペースデブリを調査しているジェームス・ブレイク博士は、これからの火星探査はサステナビリティを考慮しなければならないと警鐘を鳴らしている。 「科学的発見と遠い世界の自然環境へのミッションの影響のバランスを取らなければならない中、現在もそれらは残念な関係にあります」 そして火星にあるスペースデブリを集積するミッションをブレイク博士は提案、「未来の植民地は、これらの遺物を歴史的なものとして探索する可能性があります」「しかしその時点で
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