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ブックマーク / naruse.hateblo.jp (5)

  • SEGV探偵が往く - なるせにっき

    人は誰しも108つの夢を持つと言いますが、読者の皆さんにも探偵を夢見た人は多いことでしょう。実際問題として探偵業をやろうと思ったら地道な聞き込み&張り込みの日々でしょうし、逆に派手な探偵業は陰謀&殺人で恐ろしい。わたしも自分の命は大事ですからどうするか。そう、探偵ごっこをするわけですね。 というわけでSEGV探偵です。死ぬのはプロセスなので安心。Rubyを使っていればSEGVなんて見慣れたものですが、いざ捜査しようと思うと意外とその辺には転がっていないもの。(むかしはつかみ取り出来るくらいいたそうですよ)とはいえ今でもいわゆる「バグ鉱脈」みたいなものはありまして、その一つが「最新のコンパイラでビルドしてみる」です。 今日はGCCの開発版であるGCC8を試してみましょう。FreeBSDだとsudo pkg install lang/gcc8-develで簡単に入れられるのですが、他の環境だと

    SEGV探偵が往く - なるせにっき
    progrhyme
    progrhyme 2017/09/03
    プロセスを殺す引き金を引いた犯人を七つ道具と共に突き止める、と。
  • なぜマストドンは日本で花開いたのか、あるいはソシャゲが日本で流行るわけ - なるせにっき

    なぜマストドンは日で花開いたのか マストドンが日で流行ったのはなぜかという話題が盛り上がりましたね。わたしは『その理由がロリコンでないのなら、なぜマストドンは日で花開いたのか』が当を得ていると思いました。つまり、海外では「一定人数以上のインスタンスを立てられなかったから」ですね。 しかし、この仮説を支持するとなると新たなる疑問が浮かびます。なぜ日では立てられるのか。賢人ひしめくMIT擁するアメリカでは出来ないことがなぜ日では出来たのかが解決しません。 逆算経営 ところで、「逆算経営」という言葉があります。まず到達すべきゴールを決め、それに必要なものをブレイクダウンしていき、それらを各個撃破していくというものです。これに類する概念は色々なところで語られていますが、その最も重要な点がどこかについてはあまり言及されていない気がします。 改めて考えてみれば当たり前なのですが、重要なのは何

    なぜマストドンは日本で花開いたのか、あるいはソシャゲが日本で流行るわけ - なるせにっき
    progrhyme
    progrhyme 2017/08/23
    "RDBをスケールアウトさせることができたから" と。
  • ムーアの法則の終わり、そして最近の分岐予測について - なるせにっき

    ムーアの法則の終わり、そして最近の分岐予測について 序 僕らx86の大地の上に生きるものは、この10年Intelが告げるTick-Tockの鐘の音にあわせてムーアの法則の恩恵を享受してきた。*1 *2 しかし、Kaby Lakeの14nmプロセス採用つまり、2年おきのプロセスルール刷新を諦めたことを持って、ムーアの法則は終焉を迎えたとされる。が、この認識は当に正しいのだろうか。 ムーアの1965年の論文では、後のムーアの法則を”The complexity for minimum component costs has increased at a rate of roughly a factor of two per year"と表現している。人々はこの”complexity"は単位面積あたりのトランジスタ数のことだとこの50年間理解してきた。もっと言えばこの10年はプロセス・ルールの

    ムーアの法則の終わり、そして最近の分岐予測について - なるせにっき
    progrhyme
    progrhyme 2016/08/17
  • YARV命令ごとの実行コストを知るには - なるせにっき

    プログラムのボトルネックを探すには大きく分けて二つの方法があります。心眼を研ぎ澄ましていきなり最適化してみてから考えるのと、何かしらのツールでサイクル数やCPU時間を計測して地道に探す方法ですね。皆さん普通は前者だと思うんですが、それが行き詰まってしまうこともあります。 後者のようにprofileを取っていく場合、手軽にCレベルでのprofileがとれて今わたしの中で一大ブームを巻き起こしているのがperf(3)なわけですが、Rubyのprofileを取ると往々にして以下のような結果になるわけです。(よい子のみんなはCレベルでのprofileではなく、stackprofを使ってRubyレベルでのprofileをとろうな!) sudo perf report --stdio --no-children -g none -d miniruby # To display the perf.dat

    YARV命令ごとの実行コストを知るには - なるせにっき
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    progrhyme 2016/05/31
  • 投機実行とOut of Orderはつよいというはなし - なるせにっき

    fluentdな人達と話していると定期的にRubyのオブジェクト生成が遅いとdisられます。 質的にしょうがない部分もあるんですが、それにしても遅い部分も結構あるので、おもむろにperf statとperf recordを取ってみましょう。 % sudo perf stat -d ./miniruby -e'GC.disable;i=1000000;while (i-=1)>0;Hash.new;end' Performance counter stats for './miniruby -eGC.disable;i=1000000;while (i-=1)>0;Hash.new;end': 467.629812 task-clock (msec) # 0.993 CPUs utilized 19 context-switches # 0.041 K/sec 2 cpu-migratio

    投機実行とOut of Orderはつよいというはなし - なるせにっき
    progrhyme
    progrhyme 2016/04/21
    レイヤの低い話。勉強になる。
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