ツイートを投稿したのは、都内の病院の医師、廣橋猛さんです。 日本緩和医療学会が認定する専門医で、がん患者を中心に4000人を超える患者の最期に携わってきました。 今回のツイート、ある入院患者とのやり取りがきっかけだったそうです。 永寿総合病院 がん診療支援・緩和ケアセンター長 廣橋猛さん 食事ができず、点滴生活の患者さんが「何か食べさせてほしい」とおっしゃるので、家族に「ガリガリ君」をすすめてみたんです。小さく砕いて口に入れてあげるとこれまでにないような笑顔を見せてくれました。この感動を残したいと思ってツイートしました。 廣橋さんによると、終末期を迎えた患者は食欲がなくなり、味もわかりにくくなっていて、冷たくてさっぱり、そのうえ、味がしっかりしているものを好むそうです。 そして、アイスキャンディーは口に含むと少しずつ溶けていく。水なら、むせてしまう人でも少しずつなら飲み込めるので、ぴったり