白血病の治療で重要な細胞を大量に培養することに、東京大と米スタンフォード大などのチームがマウスで成功した。これまでは高価な培養液でもほとんど増やせなかったのが、市販の液体のりの成分で培養できたという。白血病などの画期的な治療法につながる可能性があり、専門家は「まさにコロンブスの卵だ」と驚いている…
![造血幹細胞、のりで大量培養 高価な培養液以上、専門家びっくり 東大など、マウスで成功:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5dad4d562be6070b84f3e3ed692c28fc368af368/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20190530000383_comm.jpg)
人工知能(AI)が万引きしそうな客の動作を察知して店員に注意を促す――。こんな防犯システムの導入が始まっている。ベテラン警備員のノウハウを採り入れたり、不審者の行動の特徴をAIに学ばせたりして性能を高め、犯罪の未然防止や早期発見につなげようという試みだ。 防犯技術のスタートアップ企業「アースアイズ」(東京都)は、防犯カメラとAIを組み合わせたシステムをNTT東日本と開発。スーパーやホームセンターなど、全国で2千台が使われている。万引き対策専門の警備員「万引きGメン」の教育マニュアルの内容をAIに搭載した。 店内をうろついたり、キョロキョロと周囲をうかがったりするしぐさを検知すると、店員のスマホに通知が届き、不審な客への声かけなどを促す。山内三郎社長(53)は「店側は万引き犯の逮捕より、被害を減らしたがっている。それなら声かけで未然に防げばよいと考えた」と話す。 映像解析のスタートアップ企業
米科学誌サイエンスは、京都大学が研究不正を認定した理学研究科の林愛明(りんあいめい)教授(地震地質学)が、同誌に掲載した論文1本を撤回したことを、3日付の同誌で発表する。京大は3月、論文に改ざんや盗用があったとしていた。 論文は2016年10月に掲載された。同年の熊本地震を引き起こした断層のずれが、阿蘇山直下のマグマだまりに妨げられた可能性があるとの内容だった。 17年8月、京大にデータの改ざんを疑う通報があり、調査委員会が論文の内容を調べた。京大は今年3月、ほかの研究機関が作製した図を正しく引用しないなど論文の四つの図について、改ざんや盗用の不正があったと結論付けた。 サイエンスはこうした経緯を紹介するとともに「林教授に責任がある」と説明。林教授が京大の勧告に同意し、論文を撤回したと報告した。京大は今後、林教授を処分する方針。
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ハワイにあるすばる望遠鏡計画の責任者を務め、ブラックホールの撮影に使われたチリのアルマ望遠鏡の建設にも貢献した海部宣男さん(かいふ・のりお=元国立天文台長)が13日、膵臓(すいぞう)がんで死去した。75歳だった。葬儀は近親者で行った。 海部さんは新潟県出身で、宇宙に浮かぶガスやちりなどの「星間物質」の研究を続けてきた。1982年に完成した野辺山宇宙電波観測所(長野県)の大型電波望遠鏡の建設に関わった。91年からは、ハワイに建設された光学赤外線望遠鏡「すばる」の計画に参加し、94年から責任者を務めた。すばる望遠鏡を完成した後の2000年、国立天文台長となった。 その後、12~15年に国際天文学連合会長を務めた。13年に日米欧が協力してチリに完成した電波望遠鏡「アルマ」計画では、日本がアルマ計画に欧米と対等な立場で参加できるよう尽力し、計画に関する最高意思決定機関であるアルマ評議会の委員も務め
日本仏教を研究してきた西村玲(りょう)さんは、2016年2月に亡くなった。 04年に博士(文学)に。05年、月額45万円の奨励金が支給される日本学術振興会の特別研究員に選ばれた。 実家で両親と暮らしながら研究に打ち込み、成果をまとめた初の著書が評価されて、09年度に若手研究者が対象の賞を相次いで受賞。恩師は「ほとんど独壇場と言ってよい成果を続々と挙げていた」と振り返る。 だが、特別研究員の任期は3年間。その後は経済的に苦しい日が続いた。 衣食住は両親が頼り。研究費は非常勤講師やアルバイトでまかなった。研究職に就こうと20以上の大学に応募したが、返事はいつも「貴意に添えず」だった。読まれた形跡のない応募書類が返ってきたこともあった。 安定した職がないまま、両親は老いていく。14年、苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。
インターネット上にある著作権侵害の漫画や論文などあらゆるコンテンツのダウンロードが全面的に違法となることが決まった。文化庁の文化審議会著作権分科会が13日に方針を了承したためだ。 国会での審議を経て著作権法が改正されると、家庭内などで個人が楽しむためならば許されてきた行為が広く規制されることになる。著作権者の許可を取らずに勝手にインターネット上に著作物をアップロードすることはこれまでも著作権法違反だったが、ダウンロードも広く違法化することで、海賊版対策を強化したいとの思惑がある。具体的には、どんな行為が違法になるのか。 例えば、違法にアップロードされたネット上の漫画や小説、論文などのファイルをダウンロードするのは禁止だ。海賊版サイトによる被害が甚大であるため、違法化するよう政府に求めてきた出版業界などの訴えが実った形だ。 だが法の網は、一般のネット…
取引先に水増し請求させて約1千万円を詐取したとして、警視庁は大手玩具メーカー「バンダイ」(東京都台東区)元社員の宇田津貴志(44)=東京都港区愛宕2丁目=と黒川貴夫(66)=同葛飾区高砂8丁目=の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕し、18日発表した。宇田津容疑者は容疑を認め、黒川容疑者は否認しているという。 発表や捜査関係者によると、2人は2013年7~8月、バンダイが発注した東京・お台場にある全長18メートルの「実物大ガンダム立像」のイベント工事代金について、施工業者に水増し請求を指示し、バンダイから業者に支払われた水増し分約1千万円を受け取った疑いがある。当時、宇田津容疑者はバンダイのイベント関連部署のリーダー、黒川容疑者は同部署のOBとして関わっていた。 警視庁は、13年7月から16年11月に同様の手口で計約2億円がだまし取られたとみている。 親会社の「バンダイナムコホールディングス」の発表
カメラで撮影した動画や画像を保存するための記録媒体が、実際より大容量かのように偽装されてインターネットで取引される例が相次いでいる。見た目では気づきにくく、一生の思い出になるシーンが保存できなかったという被害も起きている。 「市場価格だと1万円を超えることもあるので『安いな』とは感じたが、怪しいとは思わなかった」。千葉県の会社員男性(27)は肩を落とす。 フリーマーケットアプリのメルカリを通じて3月にマイクロSDカードを購入した。国内からの出品で、外装には「128GB」の表記。「動作確認済み」「未使用に近い」という説明もあった。価格は約1900円。市販のメーカー品だと安くても2千~3千円ほどはする。 商品が届いた直後に画像や動画を保存できるか確かめたところ、問題はなかった。おかしいと感じたのは約2カ月たってからだ。 5月末から新婚旅行で米ハワ…
日本に密輸された金の多くが、大手商社経由で輸出されていた実態があることが財務省の調べで分かった。金の密輸は、輸入時に支払いを不正に逃れた消費税分だけ密輸業者に利益が入るため、2014年の消費増税以降に急増した。来年10月の再増税を控え、財務省は大手商社に対し、取引の仕方を見直すよう協力を求めている。 金を輸入する場合は本来、税関に申告し、消費税を納める必要がある。しかし、密輸業者は消費税がない香港などから金を買って日本の税関に申告せずに密輸し、買い取り業者に消費税込みの値段で売って利益を上げている。 財務省の調べでは、金は買い取り業者から大手商社数社に転売され、国外に輸出されているという。少なくとも、このうち輸出量の多い2社は、取引先の金の入手ルートや形状などの確認を十分していなかったという。 日本では、金の輸出の8割近くを大手商社が担う。金の輸出には税関長の許可が必要で、国際取引でも信用
放送内容に「デッチ上げ」があったと週刊文春の報道で指摘された人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」について、放送した日本テレビは8日、記事に対する「見解」を公表した。「今回の企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、また、番組から参加者に賞金を渡した事実もございません」とし、文春の報道を否定した。 8日発売の週刊文春が取り上げたのは5月20日の放送。お笑い芸人がラオスの首都ビエンチャンで「橋祭り」に参加し、自転車に乗って水上にかけられた橋を渡る様子を伝えた番組に対し、地元の関係者から「自転車アクティビティの実施は日本側が提案し、(中略)実現した」「今回の(『橋祭り』)は日本のテレビが自分達で作ったのではないですか?」などの声が上がっていることや、参加者に「賞金」が支払われたとの証言があることを紹介。番組が「『祭り企画』を
神戸市が人工島「ポートアイランド」に研究機関などの集積を進める「神戸医療産業都市」が20周年を迎え、同推進機構理事長を務める京都大の本庶佑特別教授(76)が19日、神戸市内で開かれた式典に出席後、記者会見した。1日にノーベル医学生理学賞の受賞が決まったが、「これまでやってきたことが急に変わることはない。地道にやっていきたい」などと語った。 ポートアイランドには、約350の研究機関や病院、企業などが集まる。本庶さんは、ここで企業との共同研究も進める。本庶さんは「神戸では必ず企業と連携してやっている」と話し、より実用化に近い神戸での研究と、京大で進める基礎的な研究との違いを説明した。 ノーベル賞の受賞が決まったことで、同都市の発信力が変わるかを問われると、「マスコミ的な発信力と、我々の発信力はちょっと意味が違う。実績を上げることが自然と発信力になる。ツイッターに出すとか、そういうレベルの発信力
宅配便大手のヤマトホールディングス(HD)は12日、米ベル・ヘリコプターと共同で無人輸送機を開発すると発表した。時速160キロ以上のスピードで、最大453キロの荷物を自動で運ぶ「空飛ぶトラック」の開発を目指す。2019年夏の試験飛行を経て、20年代半ばまでに実用化する。 開発するのは、地面と垂直方向で離着陸し、空中で90度機体を傾けて飛行する「電動垂直離着陸機(eVTOL機)」。両社ともこれまでのノウハウを生かし、ベルが機体を、ヤマトHDは荷物を搭載する容器部分を開発する。19年8月までに約32キロの荷物を積む全長約1・5メートルの機体を開発して試験飛行する。 ヤマトHDでは宅配ではなく、中・長距離での輸送に利用することを想定している。新たな輸送ツールを開発することで、法人向けの貨物輸送のスピードアップが図れるなどの効果を期待している。 ベルの日本法人の担当者は「今回の機体が空を飛ぶには、
途上国の経済発展やテロ組織の根絶に取り組む国連開発計画(UNDP)アフリカ局長のアフナ・エザコンワ氏がTICAD閣僚会合で来日し、朝日新聞の取材に応じた。若者が過激派組織に加わるのを防ぐためには「雇用や教育の機会をつくる取り組みが大切だ」と述べ、日本の支援に期待を示した。 UNDPは2015年から2年間、「イスラム国」(IS)など過激派組織の現旧メンバーら男女718人に加入理由などを尋ねた。自発的に加入した495人の半数は信教以外の理由を挙げた。さらにその6割はイスラム教の聖典コーランが読めないか、理解が限られていると答えたという。同局長は調査結果について「意外な回答で驚いた。職業訓練や雇用の機会を得られず、自国の政府に不満を持つ回答者が多いことも分かった」と述べた。 その上で、「アフリカの国々は日本の先進技術やそれを伝える企業や団体、人材を求めている。労働人口も多く、才能や情熱ある若者も
福岡県警が指定暴力団・工藤会(北九州市)の壊滅をめざす「頂上作戦」に着手してから、11日で4年。これから本格化する工藤会最高幹部らの裁判の証人や情報提供者を守るため、県警が「ビッグデータ」を活用し、組員による襲撃の予兆をつかむシステムの開発を進めている。来年2~3月に運用を始める方針。 頂上作戦では、工藤会トップで総裁の野村悟被告(71)=脱税事件で有罪判決、控訴中=が、元漁協組合長射殺事件など四つの襲撃事件に関わったとして殺人罪などで起訴されている。今後、同会ナンバー2の田上不美夫被告(62)、ナンバー3の菊地敬吾被告(46)らとともに、本格的な裁判が始まる見込みだ。 組織犯罪対策課によると、県警による保護対象者は数百人。危険度に応じて、最重要対象者は24時間態勢で警護する。ほかに「出退勤時のみ警護」「自宅、勤務先エリアを警戒」「緊急時のみ連絡」などのレベルに分けている。頂上作戦以降、工
販売・提供が禁止されている生食用の牛レバーを、天然キノコで再現した商品が6日から岩手県盛岡市の焼き肉店や沿岸部の道の駅で販売される。開発した岩手県洋野町のキノコ卸売業者は「生レバーはファンが多かった」と全国展開も狙う。 使用するのは天然のアミタケ。加熱すると赤紫色に変色し、プリプリした食感が似ているという。加熱処理後にレバ刺し風に薄くカット。塩味をつけて「森のレバ刺」として売り出す。ごま油をつけて食べるのがおすすめだという。 牛レバーは2012年に生食用として販売・提供することが禁止された。商品を手がける「長根商店」の長根繁男代表(51)は今年6月にレバー好きの知人からアイデアをもらい、商品化にこぎつけた。 商品は焼き肉店「ぴょんぴょん舎」の盛岡市内4店舗で提供するほか、久慈市の道の駅くじ、山田町の道の駅やまだで販売する。長根代表は「キノコの食べ方そのものも変えていけたら」と話す。小売価格
100円ショップ大手の「ダイソー」で、指が切れたようにみせかける偽物のカッターナイフの商品の中に、本物のカッターが交じっていた。ダイソーなどへの取材でわかった。ダイソーを運営する大創産業(広島県東広島市)は全国の店舗で販売状況を調べる方針。 大創産業によると、問題の商品は同社が製造販売している「ドッキリ! カッター」。本来は刃の一部が半円状にくぼみ、指を入れると指が切れているように見える。くぼんでいる部分以外も切れない加工になっているという。ところが2日、東京都中央区内の店舗でこの商品を購入した客から「くぼみがなく普通に物が切れる」と苦情があった。 調べたところ、この店舗で陳列していた商品のうち数点、普通のカッターが交じっていた。同社は全国約3千の店舗に同商品を販売しないよう指示し、自主回収の準備を進めている。けがの報告は今のところないという。
金足農を押す手拍子が大音響で甲子園にこだまする。その異様な雰囲気の中で、誰よりも冷静だったのは、球場のど真ん中にいた二塁走者の菊地彪だった。1点を追う九回無死満塁。3球目だ。中泉監督のスクイズのサインが出る。「よし、狙ってやると」 9番斎藤が絶妙のバントを三塁手の前に転がす。菊地彪は「捕った時点でいくつもりだった。三塁手に自分の動きは見えない」。 チーム一の俊足を生かして迷わず三塁を蹴った。「ボールは見ていない。ホームだけを見た」。一塁から本塁への返球と同時にヘッドスライディング。「2ランスクイズは想定していなかった」という近江の捕手有馬の下をダイブするようにすり抜けた。球審が両手を広げた瞬間、逆転サヨナラが完成した。 味方の予想も超えていた。スクイズを決めた斎藤は「よし。追いついた」。中泉監督も「同点になったなと。次のランナーは正直、見ていなかった」。「2―2」では満足しなかった菊地彪の
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