数式処理システムとしてのEgisonを作る上で参考にした数学書数式処理システムとしてのEgisonを作る過程で、参考にした数学書10冊を紹介します。(2018年3月時点) 1.「線形代数の世界 抽象数学の入り口」(斎藤毅 / 東京大学出版会) 2015年末に友人宅の本棚でこの本を見かけ、読み始めたのが数学の勉強を再開するきっかけでした。 本書は、他の線形代数の入門的な教科書よりも、記述が抽象的で、数学の他の分野のことを知らないと動機が理解できない事柄(例えば双対空間や完全系系列など)が遠慮なく解説されています。 理解できないことは多かったのですが、そのおかげで退屈せずに読めたという印象を本書には持っています。 この本を読んでから、しばらくの間、図書館でいろいろな数学の分野の入門書を借りて、その概要を眺めていました。 微積分、複素解析、フーリエ解析、代数、確率統計の教科書を中心に読んでいたの
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