平成23年春の運転開始に向けて試験走行が行われる山陽・九州新幹線直通用車両。車体は薄いブルー=6月15日午後、姫路駅(竹川禎一郎撮影) 来年3月、全線開通する九州新幹線・鹿児島ルート。大阪と鹿児島が約4時間で結ばれ、関西と九州を結ぶ新たな交通機関として期待される。JR九州やJR西日本は、運行ダイヤや料金体系などについて協議しているが、双方の思惑の違いや運行上の課題も持ち上がっている。 ■早さvs利便性…「WindowsとMacよりも異なる」 「われわれは『対航空機』をイメージしているが、JR九州には、なかなか分かってもらえない」。JR西の関係者はこう打ち明ける。 航空機の場合、大阪(伊丹)−鹿児島間の所要時間は1時間10分。一方、新大阪−鹿児島中央駅の直通運転の新型新幹線「さくら」は最短で4時間程度とされる。 JR西は、これまで「のぞみ」や「ひかりレールスター」といったスピード重視の車両を
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