オバマ米大統領とクリントン元大統領の両夫妻による確執を暴露したノンフィクションが売れている。米紙ニューヨーク・タイムズの最新ランキングではヒラリー・クリントン前国務長官の回想録「困難な選択」を抜き首位に立った。信憑(しんぴょう)性はともかく、関係者を情報源とする多くの裏話が人気を呼んだ。 本は雑誌編集者の経験を持つエドワード・クレイン氏の「ブラッド・フュード」。ファーストファミリー間の確執といった意味合いだ。副題は「クリントン夫妻vsオバマ夫妻」とある。 抜粋を紹介したニューヨーク・ポスト紙によると、2008年大統領選の民主党候補指名でオバマ氏と激しく争った際、クリントン氏は友人に「今まで出会った男の中で最も嫌い」と酷評した。 本は6月23日に発売された。(共同)