『機動警察パトレイバー』、『GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊』と時代を牽引するアニメ映画を数多く生み出してきた押井守監督。そんな名作を数多く作り上げた押井監督にとって、大きな挫折といえる事があえる。それが『ガルム戦記』だ。『ガルム戦記』は、2000年に製作発表が行われたものの、紆余曲折あり、その後プロジェクトは解散。押井監督自身にとっても、待ち望んだファンにとっても、『ガルム戦記』の存在は大きなものだった。 あれから、約15年。『ガルム戦記』の流れを受け継ぐ『ガルム・ウォーズ』が今年公開された。そして、12月14日には、パッケージが発売される。更に、Blu-ray豪華版には、ライカリール、「G.R.M.」パイロット版、「G2.5」などの特別映像と、押井守監督直筆の画コンテ台本を丸ごと収録した画コンテブックが封入される。つまり、15年前に中止された『ガルム戦記』からどう変貌