昨日、鰻を食べた。5年ぶりかな。もっとかもしれない。両親と3人で食べた。美味しかった。 昔は夏のごちそうとして、ひと夏に2回くらい食卓に上っていた。学校から帰ってきて、夕食が鰻だと知った時のあのうれしさ!記念日でもなんでもない日に、母がスーパーから鰻を買ってきて、温めていて、その間にすごくテンション上がって両親にいろんな話をして、それで山椒をかけて食べる。かけすぎて鰻の味がよくわからなくなってヒーヒー言ってると、父が鰻を交換してくれたりして。「食べかけの鰻が新品になった!ラッキー」とか言って鰻にかじりついてた。一番疲れてて鰻を必要としてるのは父なのに。 その美味しさよりも、ウナギを取り巻く幸せな空間が好きだったのかも。お正月やクリスマス、誰かの誕生日じゃないときにサプライズ的に登場して家族の幸せを運んでくる鰻が私は好きだった。 でも鰻が絶滅危惧種であると言う話を聞いてから、何となく食べるの