先週、米国のサンフランシスコで開催された米Intelの開発者セミナー「IDF(Intel Developer Forum) 2009」では、米Citrixのクライアント仮想化ソフト「XenClient」に関するセッションが開催された。今回は、XenClientを元にクライアントハイパーバイザーを解説する。 ■クライアントハイパーバイザーはPCの利用形態を自由にする新たなインフラIntelでは、クライアントPCをクライアントハイパーバイザーを使って動かしたり、OS自体をネットワークで配信する仕組みなどを合わせて、Dynamic Virtual Clientsというコンセプトで考えている。このコンセプトでは、クライアントの要求に合わせて、バランスのとれたクライアントPCを採用するということだ。さまざまな仕組みのクライアントPCを導入しても、vProを使えば、一元的に管理できる XenClien