Jリーグは15日、開幕20周年を迎える。スポニチでは「J20周年 過去、現在、未来」と題し、その20年の歩みを検証しながら未来像に迫る連載をスタート。 第1回は93年のJ元年から日本サッカーをけん引してきたJ2横浜FCのFW三浦知良(46)の特別インタビューを掲載。数々の金字塔を打ち立ててきたカズがブラジル、欧州での経験も踏まえ「Jリーグの今」、そしてより魅力あるリーグへ発展するための「未来への提言」を熱く語った。 聖地国立で華々しく開幕したV川崎―横浜M戦から20周年。当時、まばゆいスポットライトを一身に集めたヒーローは、今も日本サッカーの先頭を走る。これはカズが語ったJリーグの今、そして未来への提言だ。 「20年でクラブ数が(10から)40に増えるのは世界的にも珍しいよね。底辺のレベルは上がったと思う半面、当時のV川崎(現J2東京V)みたいなクラブがなくなって全体的に平均化した。クラブ