細胞の中にありエネルギーを生産する小器官ミトコンドリアが持つDNAにわずかな突然変異があると、動物がもともと持つ自然免疫系が認識し、その細胞を排除することをマウスの実験で突き止めたと、林純一筑波大教授らが11日付米科学誌に発表した。 ミトコンドリアは、細胞の核とは異なる独自のDNAを持ち、加齢に伴って突然変異が蓄積されるが、免疫には関係しないとみられていた。 さまざまな細胞になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、本人の体細胞から作れば治療に使っても拒絶反応は起きないと考えられている。しかし、林教授は「ミトコンドリアDNAの変異で拒絶反応が起き得る。自然免疫系がどの変異を認識しているかを調べたい」と話している。
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政府の総合科学技術会議(議長・麻生太郎首相)は4日、研究者に豊富な資金を提供して世界トップレベルの成果を目指す「最先端研究開発支援プログラム」の対象として、計30課題を選んだ。人工多能性幹(iPS)細胞を開発した山中伸弥・京大教授や2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんらが名を連ね、早ければ今年11月にも研究がスタートする。 同プログラムは今年度補正予算に総額2700億円が計上されて創設。課題ごとに3〜5年間で約30億〜約150億円を提供する。565件の応募があり、有識者による書面審査やヒアリングなどを実施した。 山中教授はiPS細胞による再生医療技術を確立する「iPS細胞再生医療応用プロジェクト」を、田中さんはガンやアルツハイマー病の早期診断、根本治療を可能とする「次世代質量分析システム開発と創薬・診断への貢献」を提案。このほかにも「新超電導および関連機能物質の探索と産業用超電
ラスカー賞の受賞が決まり笑顔で会見する山中伸弥教授(左)=14日午後3時21分、京都市左京区・京都大学(撮影・柿平博文) 世界を驚かせたマウスでの人工多能性幹細胞(iPS細胞)作製から約3年。「ノーベル賞に最も近い賞」とされるラスカー賞を山中伸弥・京都大学教授(47)が早くも受賞した。 14日に京都市左京区の京大で開かれた記者会見で「30年後、40年後にはあるかもしれないと思っていたが、こんなに早く受賞できるとは」と驚きを語った。 一方、同席した京大の松本紘(ひろし)総長も「ノーベル賞は近いと思う」と話すなど、10月のノーベル賞発表に向け、周囲の期待は高まっている。 「米国で研究した経験があるので、この賞の重さはわかっている。『まさか自分が』という思い」 会見で山中教授は、時折笑顔をのぞかせつつ終始冷静に心情を語った。「何百人もの研究成果を基礎として利用させてもらっていて、その中で私だけが
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