PCゲームプラットフォーム「Steam」の運営元であるValveと、バンダイナムコやカプコンなど5社のパブリッシャーに対し、欧州委員会が異議告知書を送付しました。各社がSteamで展開している地域間の購入制限(いわゆる「おま国」問題)が、欧州競争法違反にあたるとの見解を表明しています。 欧州委員会のプレスリリース 欧州委員会は、Valveと各パブリッシャーが欧州競争法に反し、チェコやエストニアなど一部の対象国で販売したゲームを、他のEU加盟国で起動できないように制限をかける契約を結んでいたと指摘。これは消費者が対象国で安価にゲームを入手することを妨げたかもしれないと述べています。また、カプコン以外のパブリッシャーは、Valve以外の流通業者との契約に輸出制限を含めており、こちらも競争法違反だとしています。 これに対し、Valveは「あくまでもパブリッシャーにゲームの認証用キーを提供している
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