米オラクルは、Javaのコード生成やユニットテストの生成などに最適化した、生成AIを用いたコーディング支援ツール「Oracle Code Assist」をベータ版として公開しました。 Oracle Code Assistは、Visual Studio CodeとJetBrains IntelliJ IDEAのプラグインとして利用可能で、コードのコンテキストに沿ったコードの生成や補完、テスト、コードの説明などを生成してくれます。 今回のベータ版では特にJavaに最適化されている……
16歳からパソコン通信的なものに(利用者として)携わり、ずっとキーボードで文字を書いてきて51歳になり、ちょうど満35年になります。 いかれたパソコン少年から4児を抱える小太りのおっさんに変貌する間も、ずっと趣味や仕事で何かモノを書いてきたんですが… 振り返ると、雑文も時事記事も証券レポートもコンサル向けペーパーも論文もソシャゲシナリオも企画書も全部合わせると何百万字出力してきたのでしょう。 んでまあ、関係先が大量の札束をバックに生成AIを含めた人工知能界隈のサービスに乗り出したり、お世話になっている国内ICTサービス大手が世界的ビッグテックと業務提携していたり、投資先が台湾企業に買われてまた上場準備していたりいろいろあるわけですけど、どうしても「生データが欲しい」のでお前のいままで書いてきた原稿のデータを売ってくれという依頼まで来るようになるのです。 裏を返すと、いままでワイがネットで公
今、故あってTGVに乗っている。 TGVは、フランス版新幹線のようなものだが、日本の新幹線に比べると通信のつながりがそんなに良くない。したがって、AIに自由にアクセスするのも一苦労である。こんな時、ローカルで全て完結するLLMがあると非常に便利だ。 ちなみにコーディング支援にはmlx-community--codegemma-7b-it-8bitを使った。原稿生成と日本語訳にはshi3z/mlx-LongWriter-llama3.1-8b-8bitを使用。MacBook Pro M2 32GBを使用。ただし原理的にはM1でも動くと思われる MacBook M1以降のApple Siliconで使えるMLXというニューラルネット高速化ツールを使い、Macで完全ローカルでありながら1万6千字の記事を自動生成することに成功した。簡単にいえば、MacBookさえあればChatGPTなどへのAPI
AIと量子コンピューティングの研究開発を行なうKandaQuantumは、2024年8月31日、顧客の要望内容を元に自動的に要件定義を生成し、さらに自律的にシステムを構築する要件定義システム生成AI「Babel(バベル)」をリリースした。 Babelは一行の要望から要望一覧、要件定義まで一気通貫で記載する。「要件定義プログラミング」により、自然言語からコードへの直接変換を実現。顧客の要望やビジョンを入力するだけで、Babelが詳細な要件定義のYAMLファイルを自動生成する。その上で生成された要件定義に基づき、Babelが独自にシステムを設計、開発。技術的な詳細を指定することなく、望む機能やふるまいを記述するだけでシステムが構築される。
AIベンダーを活用しきれずPoCに失敗していないか? 2024.08.27 Updated by WirelessWire News編集部 on August 27, 2024, 11:00 am JST AIを使うことによってかつてよりも容易に行われるようになったPoC(Proof of Concept:概念実証)だが、残念ながら失敗に終わってしまうこともある。しかし実は、失敗に終わるケースにはパターンがあり、事前に知っておけばある程度の回避が可能だ。ここでは委託する側が陥りがちな失敗のパターンを紹介しよう。 その1:AIベンダー側に開発力が不足している AI開発を専門としない人々には全てのAIベンダーが高度な技術力を持つように見えるかもしれないが、実際はそうではない。AI開発には、深いドメイン知識に加えて、高度な開発スキルが必須である。開発力が不足している、または経験が浅いAIベンダー
これまで明確な定義がなかった「オープンソースAI」の定義をオープンソース・イニシアティブ(OSI)が発表した。テック企業が「オープンソース」という言葉を都合よく使っているとの批判への回答となるか。 by James O'Donnell2024.08.26 10 この記事の3つのポイント オープンソースAIの定義がOSIにより発表された 定義はAIモデルの使用、検査、修正、共有の自由を規定している 訓練データの透明性については意見の相違があり折衷案となった summarized by Claude 3 オープンソースAIは現在、至る所に存在する。問題は、実際のところそれが何なのかということについて、意見が一致していないことだ。今、私たちはようやくその答えを得られたかもしれない。オープンソースであることの意味の裁定者を自任するオープンソース・イニシアティブ(OSI)が、新しい定義を発表したのだ
medium.com 「顧客が AI で生成したコードを修正するのにウンザリ」と題されたブログエントリだが、「これはアンチ AI 投稿じゃないからな――Copilot は素晴らしいし、オイラもいつも使ってる」という断り書きから始まる。 この方は、今年のはじめに個人的な利用のため、そして Rust プログラミングの経験を積むために、暗号通貨取引とデータ収集ツールをいくつか作った。そのうち、多くの人が同様のツールを求めており、そのためにお金を払ってもよいと思っているのに気づく。そこで、API エンドポイントをいくつか設定し、無料でデータにアクセスさせる代わりに、少額の手数料で取引を行えるようにした。 自分が作ったソフトウェアでお金を払ってもらうのが初めてだったので、これはクールな経験だった。機能のアナウンスやサポートのために Telegram チャンネルを立ち上げ、最初はうまくいった。が、利用
Amazon のアンディ・ジャシー CEO の以下の投稿が話題になっている。 One of the most tedious (but critical tasks) for software development teams is updating foundational software. It’s not new feature work, and it doesn’t feel like you’re moving the experience forward. As a result, this work is either dreaded or put off for more exciting work—or… pic.twitter.com/MJvsqNxgiT— Andy Jassy (@ajassy) August 22, 2024 ソフトウェア開発チームにとっても
Speech-to-speechは、NVIDIAのGPU搭載マシンがあればローカルで音声認識、応答生成、音声合成ができる画期的なオープンソースツールだった。 しかし一つだけ不満があったのは、これが日本語には対応していないということだ。 ワイはコスモポリタンである。 ・・・そう名乗ってしまったから、「そういえばコスモポリタンってなんだろう」と思ってClaude-3に聞いてみた。 コスモポリタンは以下のような意味や用法があります: 1.飲み物としてのコスモポリタン: ウォッカ、クランベリージュース、ライムジュース、トリプルセックを使ったカクテル 1980年代後半に人気が出て、特に映画やテレビドラマの影響で広く知られるようになりました 2.思想・概念としてのコスモポリタン: 世界市民主義、国際主義を表す言葉 国境や文化の違いを超えて、世界中の人々と交流し、理解し合うという考え方 狭い地域や国家の
「AIは経済成長を引き起こさない」という、マサチューセッツ工科大学(MIT)のダロン・アセモグル(Daron Acemoglu)教授の主張を朝日新聞が取り上げたことが大きな話題になりました。「AIバブル」状態の相場に冷や水を浴びせるような内容が注目されています。 「AIの普及で未来はバラ色」に疑問符 ダロン・アセモグル教授はトルコ出身のMITの経済学の研究家。有名な著書に『国家はなぜ衰退するのか』があります。おおまかに言えば、自由民主主義の政治制度がなければ、富の再分配やイノベーションが阻害されるため、いずれ経済は発展しなくなって停滞するという内容です。2023年の『技術革新と不平等の1000年史』では、「技術革新そのものが富の再分配をもたらすわけでなく、不平等も作る要因になっていく」と主張していました。 アセモグル教授が大きく注目を集めることになったのは、4月に発表した論文「The Si
米国防総省DARPA、C言語のコードからRustへの自動変換実現を目指す「TRACTOR」プログラム開始 アメリカ国防総省 DARPA(Defense Advanced Research Projects Agency:国防高等研究計画局)は、C言語のコードからRust言語のコードへ高い精度での自動変換実現を目指す「TRACTOR」(Translating All C to Rust)プログラムの開始を発表しました。 DARPAは軍事技術の開発および研究を行う機関であり、現在のインターネットはDARPAの前身となるARPAが1967年に開始した「ARPANET」がその起源であることはよく知られています。 DARPAが発表したTRACTORプロジェクトは、C言語のコードからRust言語のコードへの自動変換を高い精度で実現することで、過去にC言語で開発された多くのソフトウェアをメモリ安全なソフ
Navigating New Constraints, Requirements, and Capabilities Like almost any question about AI, “How does AI impact software architecture?” has two sides to it: how AI changes the practice of software architecture and how AI changes the things we architect. These questions are coupled; one can’t really be discussed without the other. But to jump to the conclusion, we can say that AI hasn’t had a big
*2024年7月時点、プロの翻訳者を対象にDeepL調べ DeepLはこの度、高品質の翻訳を世界中の企業に提供するというミッションの一環として、DeepL翻訳に次世代言語モデルを実装しました。 翻訳と文章校正に特化した技術に言語AIを組み合わせた次世代言語モデルは、翻訳の質を新たな水準へと引き上げました。新モデルの実装によって必要な編集の量が減ったため、ナレッジワーカーの生産性改善にもつながります。次世代言語モデルを活用することで、企業は翻訳にかかる時間をさらに短縮し、コストを抑え、グローバルなコミュニケーションをより合理的に行えるようになります。 最新の言語モデルについて詳しくは、この記事の続きをお読みください。次世代言語モデルへは、ご利用のツール内で切り替えることができます。現在対応しているのは日本語、ドイツ語、中国語(簡体字)から英語(または英語からそれらの言語)の翻訳です。ぜひ一度
オープンソースAI(Open Source AI)とは、オープンソースの状態にあるAIシステムのことである。これはある意味で自明なのではあるが、「オープンソースの定義」(OSD)を管理している米国の非営利団体Open Source Initiative(OSI)では、2023年からわざわざ新たに「オープンソースAIの定義」(OSAID: Open Source AI Definition)の策定を開始している。2024年の8月頃には定義のRC版が公開される見込みであるが、本稿ではこの新たな定義が何故必要になり、その定義がどのような機能するものであるかということに対し、主に佐渡が視点から時系列的に簡単に紹介していく。これによって日本国内においてOSAIDが認知され、AI開発コミュニティにおいて自由かつ透明性が確保されたシステムの必要性への理解が深まる一助となることを期待する。 OSIにおける
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