日本では、一般家庭にギガビットな光回線が提供され始めたりしてるそうですが、インターネット、特にWeb browsingの体感的な快適度は、単なる回線速度だけによりません。DNSによる名前解決のスピードは、まさに、Webの初速を決める要素で、体感的にも大きく影響を与えます。最近では、Googleが提供する高速DNSが話題になったりしてますが、そのGoogleの20%プロジェクトによる、DNSの性能を簡単に測定するベンチマークソフトを発見しました。 その名もnamebench。Mac, Win, Linuxで動くアプリケーションで、起動してStart Benchボタンを押すだけで、あとは、様々なDNSのパフォーマンスを測定し、自動的に最適なDNSをオススメしてくれます。 結果画面はこんな感じ。とりあえず右上にオススメされるPrimary/Secondary Serverあたりを適応するだけで、
前回書いたGoogle Public DNSに関する記事があまりに説明不足なので、補足文章を書く事にしました。 今回のGoogle Public DNSは、単なるオープンDNSサービスでは留まらず滅茶苦茶凄過ぎていて、ある意味インターネット全体のありかたを変えてしまう可能性さえあると個人的には思っています。 何故そう思っているかを含めて、色々書いてみました。 以下の文章は多くが公式発表からの引用ではなく、その他の外部観測情報を元にした推測や個人的な妄想が入り交じっているので、内容に関しては各自で考えて判断をお願いします。 Google Public DNSでウェブ閲覧が高速化するの? とりあえず、背景や技術はどうでも良いから「高速化するかしないかだけ知りたい」という方々が非常に多い気がするので、個人的なGoogle Public DNS高速化に関しての考えを最初に書きます。 「Google
Google Public DNSが発表されていました。 「Official Google Blog: Introducing Google Public DNS」 本当は書籍執筆〆切に追われていて首が回ってないはずなのですが、あまりに面白そうなので思わず調べてしまいました。 これって、DNSキャッシュのクラウド化なのだろうと思います。 利点は? 利点は「パフォーマンス向上」と「セキュリティ向上」の2つがあるようです。 パフォーマンス Performance Benefits http://code.google.com/intl/ja/speed/public-dns/docs/performance.html 原稿〆切がヤバくて、ざっと流し読みをしただけなのであまり自信がありませんが、どうも世界規模で運用して、世界的にQueryが多い所を優先的にキャッシュ更新しておくので、非常に効率が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く