マラウイのリロングェ(Liongwe)で記者会見する、同性婚の儀式を挙げたために裁判で懲役14年を言い渡されたが大統領恩赦で釈放された男性カップル。右が20歳のTiwonge Chimbalangaさん、左が26歳のSteven Monjezaさん(2010年6月2日撮影)。(c)AFP/AMOS GUMULIRA 【6月9日 AFP】同性愛を法律で禁止されているマラウイで前月、男性同士で結婚の儀式を行ったとして懲役14年の判決を受けながら、大統領恩赦でその刑を免れたカップルが8日までに、関係を解消したと明らかにした。結婚の儀式を行ってから約半年の短い「婚姻期間」だった。 この26歳と20歳の男性のカップルは前年12月、マラウイの中でも保守的な土地柄で知られる商業都市ブランタイア(Blantyre)で象徴的な同性婚の儀式を行った数日後、当局に逮捕された。この逮捕をきっかけに、マラウイの反同
◇男性の格好に違和感 「小学校に入学したころから違和感があった」。県のセクシャルマイノリティーサークル「ネクサス高知」を運営する永瀬まどかさん(仮名)はそう語り過去を振り返る。小学校入学前から赤いランドセルにあこがれた。中学、高校時代はネクタイの着用が嫌で、冬でも半袖シャツを着て過ごした。そうして高校3年の秋、あるホームページで一つの障害に自分が当てはまりそうなことに気付く。「もしかして」と感じたその障害は性同一性障害(GID)。永瀬さんは男性の体を持ちながらも、自分の性に対して違和感を抱えていた。【倉沢仁志】 GIDは、自分の性に対する違和感▽他の性に同調したいと強く思う心▽それらに伴う精神的・社会的苦痛、などの項目に当てはまることで診断される。 しかし、三つの項目の内、二つの項目にしか自分は当てはまらない。女性になりたいと強くは思わなかったからだ。「自分が本当にGIDなのか自信が無かっ
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