違法サイト利用ストップへ‐。兵庫県警は、摘発済みの児童ポルノやわいせつ画像の投稿サイトに「警告文」を載せる取り組みを始めた。利用者がサイトにアクセスしようとすると、注意を呼び掛ける県警の警告文が表示される仕組み。有害サイトに対する規制のルール作りが進む中、取り締まりの姿勢をアピールするとともに、ネット利用のモラル向上を図る。 「このサイトの管理者と、わいせつ画像を投稿した者は逮捕されました」 今年5月、県警生活安全企画課のサイバー犯罪対策係がわいせつ図画公然陳列容疑で逮捕した自営業の男(41)が管理していたサイト。アクセスを試みると、こんな文面が表示される。 もともと、わいせつ画像の投稿サイトだったが、その後の調べで2009年2月の開設以降、アクセス数が累計で14万件に上っていたことが判明。利用者に違法サイトであることを知らせた上、画像流出などを防ごうと、サイトの閉鎖後、プロバイダー(接続