イラン都市部を歩く女性たち＝テヘラン、北川写すイラン都市部の女性たち＝テヘラン、北川写す 　【テヘラン＝北川学】イランのアフマディネジャド大統領が、イスラム式の服装を守らない女性への取り締まりを重ねて批判している。警察当局の摘発は今夏、例年にも増して厳しいが、強権一点張りでは不興を買うだけとの思いがあるようだ。しかし、政権を支える宗教指導者は「宗教に口を出すな」と大統領をいさめる始末。「政教一致」の国のややこしい権力構造の一端をのぞかせている。 　「それは政府とは関係のないこと。我々は認めてはいない。聞きたければ警察に尋ねて下さい」。６月末の記者会見で取り締まりについて質問された大統領は、突き放すようにそう答えた。 　同月中旬の国営テレビとのインタビューでも、大統領は「取り締まりには強く反対する。そんなことをしても成果はない。文化的な方法で正しい服装を教えた方が効果的」と持論を述べた。 　

豊川市初の農業婚活イベント「とよかわ婚活塾〜農地ＤＥデート」は９月初めから年末にかけ、断続的に３日間にわたって開かれ、参加者募集中。同市出身の観光大使で、最近結婚した愛のラブラブナビゲーター、ＺＩＰ―ＦＭの小林拓一郎さんも参加して盛り上げる。同市農業担い手育成総合支援協議会（会長＝天野雅博・市経済環境部長）主催。 ほ場（畑）で全３回にわたり、種まきから収穫まで体験し、農業の楽しさと大切さを知り、農作物の成長に合わせて愛を育（はぐく）む婚活イベント。 青空の下、男女共同で土と野菜と触れ合い、さわやかな汗を流したあと、場所を変えてのパーティーや観光スポット散策、収穫祭など、楽しい催しが盛りだくさん。 参加条件は、男性の場合、豊川市内在住の農業従事者で、満２０歳以上の独身者。女性は愛知県内在住、在勤で、満２０歳以上の独身者。定員各２０人ずつ。 イベント開催日は①９月４日②１０月３０日③１

東京大学幅広い学生受け入れに動き出した東大＝２００６年５月、東京都文京区、本社ヘリから 　「入試を通じて多様性を高めたい」と、入試担当理事の佐藤慎一・東京大学副学長が７月２３日の２０１１年度入試要項発表の記者会見で話した。言うまでもなく、国内では最難関の大学。放っておいても、志願者は集まる。だからといって、ただ待っているという時代ではない。本当に入学したい学生をいかに獲得するか、尊大さを捨てて真剣に入試や学生受け入れのために必要な方針を考え始めているようだ。 　２０１１年度の入試要項では、これまでとの変化はほとんどなかった。前期と後期日程の位置づけや形式も従来通り。後期日程については、文理融合型試験として選抜して３回が経過したものの、検証のための材料が出尽くしたとはいえないのでまだ後期日程そのものの変更を考えていないという。 　ただ、そのなかに、教養学部の１１年度からの改組を計画、文部科学