イギリスに伝わる黒い犬の形をした妖精「ブラックドッグ」は、不吉の象徴とされている。「ヘルハウンド(地獄の獣猟犬)」「黒妖犬」の名でも知られている。 イギリス全土に伝承が残るため、地方によって呼び名がさまざまにある。「ブラックシュック」「ギャリートロット」「クー・シー」「バーゲスト」「マーザドゥー」などに派生する。 その名の通り黒い体を持ち、顔には赤く光る目と鋭い牙、夜に出現すると言われている。大きさは牛ほどあり、犬としてはかなり大きめ。硫黄のようなにおいを残して去るとの情報もある。口から火を吐く、光とともに現れる、という伝承も。 人の死にまつわり、人が不吉な死をした場所に現れることが多い。またブラックドッグが直接殺すこともあれば、見ただけで死ぬ、声を聞くだけで死ぬ、触れたら死ぬ、など不吉な上に凶悪である。にらまれたら体が動かなくなって意識を失った、という報告もある。 地方によって性質も変わ
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