男性は自分の能力を過大に評価する傾向があり、過剰な自信に後押しされる形で科学研究分野に足を踏み入れている可能性があるという調査結果が明らかになった。 ワシントン州立大学が、「Gender Gaps in Overestimation of Math Performance」(数学能力に対する過剰な自信にみる男女の違い)というタイトルの調査結果を発表した。執筆者のShane Bench氏らは2回に分けて調査を実施し、それぞれの性別の被験者に数学のテストを受けてもらい、その成績を推測してもらった。 最初の調査で被験者は、テストの後に実際の点数を知らされたうえで、再びテストを受けた。2度目の調査では、被験者に点数は知らされなかった。1回目のテストには122人、2回目のテストには184人が参加した。 男性は一貫して自分の点数は実際よりも高いと推測した。一方、女性は自分の能力を正確に把握しているよう
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