3. 導入設定 この項目では、先に上げた構成例1のネットワーク構成を例として設定を進めます。 ルータ+スイッチまたはスイッチの作成 さくらのクラウド環境内へロードバランサを導入する場合、必ず「ルータ+スイッチ」または「スイッチ」で構成されたネットワークが必要となります。これらの機能についての詳しい情報はオンラインマニュアルを参照してください。 実サーバのネットワーク設定 DSR構成でのロードバランシング動作が行われるように、実サーバ側でのネットワーク設定が必要となります。設定手順や設定項目については、一般的なDSR構成ロードバランサ導入時と同様です。今回は例としてCentOS6.3での設定を行います。これらの設定を実サーバすべてに適用します。 sysctl.confの設定追加 ループバックアドレスに設定した仮想IPアドレスでARPリクエストに応答しないよう、カーネルパラメータを設定します。
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