まあ、もうしょうがないんですけどね。 受け入れられる作家性ってのと、その作家性を受け入れてくれる購買層が持っている文脈とを考えると、絵柄やスタイルを売れるように寄せていくというのはもちろん大事ですし。 でも、そのターゲットから少しでもこぼれると、一気に刺さらなくなるのですよ。こういう作品を作りたいという当初のテーマからずれて、売れるためにオタ臭さを突っ込んでいくのは構わないのですが、でもそれというのはその文脈を知るユーザーしか、商品を手に取ってくれんのです。 もちろん、仕掛ける側からすれば、ゆくゆくはIP化して製作委員会組んでアニメ化したいとか考えは広がるんですけれども。まあ、もうそれは仕方がないというか、むしろ正しいのですけれども。 でもそういう人に限って、日本の映画はつまらなくなったとか、キャスティングで女性のエロさを突っ込んで作品を台無しにすることを批難するんだよなあ。いや、正論です