東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」(TX)で2019年、自動運転の電車の運行を管理するシステムの大元の時計が約1カ月間にわたり0.2~5秒ズレていたことが29日、関係者の話で分かった。運行会社はSankeiBizの取材に事実関係を認めたうえで、発車メロディーの鳴動が最大5秒早まった可能性が高いとしている。 東京・秋葉原と茨城県つくば市を最高時速130キロで結ぶ「つくばエクスプレス」。定刻より早く発車するミスがあったことを謝罪したが、その差は16秒であった運行システムの時刻の狂い32日間関係者によると2019年3月29日、茨城県つくば市のつくば駅で、乗務中の運転士が発車メロディーの鳴るタイミングが通常より早いことに気付き、運行を管理する総合指令所に報告して発覚した。 つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道(東京)によると、その後の調査で運行を管理するシステムの電波
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