車の盗難事件が全国で最も多い千葉県(2023年は746件)。 埼玉県は3位、茨城県は4位、神奈川県は5位と全国の半数以上、3131件が首都圏で発生していました。 なぜ首都圏に集中しているのか、盗まれた車はどこに行くのか。 盗難事件の背景に浮かび上がってきた「ヤード」とは?
起業で「社会課題の解決」をしたかったのに・・・ セクハラ被害を受けたという女性が「業界の現状が変わってほしい」と実名で取材に応じました。 カウンセリングなどの事業でスタートアップを目指していた松阪美穂さんです。 夫婦間の関係悪化が仕事のパフォーマンスにも影響を与えている実態を知り、課題解決につなげたいと考えていました。 「アメリカでは夫婦で悩みがあるとカップルカウンセリングに行くというのが主流ですが、日本では軽視されていて、どんどん離婚率が増えています。日本で普及させたいという思いで事業展開を目指していました」 革新的なビジネスを生み出そうとする「スタートアップ」は、リスクを取って短期間での成長を目指すため、金融機関よりも個人投資家やベンチャーキャピタルなどから資金を調達するのが一般的です。 しかし、松阪さんが事業計画について投資家に説明する中で、耳を疑うような言葉を投げかけられたと言いま
若い女性の減少率を分析した最新のデータが、衝撃を与えています。 2050年までに若年女性の人口が半数以下になる自治体は、全国744に上るとされ、そうした地域では人口が急減し、最終的に消滅する可能性があるという推計が4月に発表されたのです。 (「人口戦略会議」より) なぜ地方から女性が消えていくのか?地方を去った女性たちに本音を聞いてみると… 「そもそも働く場所がないんです」 「『女性は嫁としてもらわれて家庭を持ってやっと一人前になる』と言われた」 「国の“人口減少対策”では私たちの声が聞かれていない」 このテーマ、皆さんはどう考えますか?意見・感想や体験談をお寄せください。 (クローズアップ現代 取材班) 744自治体が“消滅可能性” 女性の流出が止まらない 民間の有識者グループ「人口戦略会議」が公開した分析結果です。全国744の自治体が「最終的には消滅する可能性がある」としています。 消
東京オリンピック・パラリンピックの選手村を改修した巨大マンション群「晴海フラッグ」。 ここでは販売にあたって申し込みが殺到し、多額の投資マネーが入っているのではないかという指摘がありました。その実態はどうなっているのか。私たちは1000戸あまりの登記簿を取得し、すべての所有者を調べてみることにしました。その驚きの結果は… ※私たちは「不動産のリアル」と題して、各地の不動産事情を取材しています。ぜひ晴海フラッグに関する情報などもこちらまでお寄せください。 (首都圏局 不動産のリアル取材班/記者 牧野慎太朗・竹岡直幸) 今月(5月)26日、「晴海フラッグ」で開かれた「まちびらき」のイベントに足を運びました。イベントには、東京大会のオリンピアンも参加し、ここが選手村だったことを思い起こさせました。周囲には新たな商業施設もオープン。家族連れなどの姿も目につき、新たな街の誕生を感じさせました。 晴海
衆議院東京15区補欠選挙 東京15区の補欠選挙の開票結果です。立憲民主党の新人の酒井氏が、自民党が候補者の擁立を見送り、過去最多の9人の争いとなる中、日本維新の会や無所属の新人などほかの候補者を抑えて、初めての当選を果たしました。 衆議院 東京15区 補欠選挙 23時10分確定 当 酒井菜摘氏(立民・新)49476票。 須藤元気氏(無所属・新)29669票。 金澤結衣氏(維新・新)28461票。 飯山陽氏(諸派・新)24264票。 乙武洋匡氏(無所属・新)19655票。 吉川里奈氏(参政・新)8639票。 秋元司氏(無所属・元)8061票。 福永活也氏(諸派・新)1410票。 根本良輔氏(諸派・新)1110票。
吉田樹さん /福島大学経済経営学類准教授 地域公共交通の戦略的マネージメントを研究 マップを見るポイント: 隣接する町の状況も確認を! ―今回のバス路線減少マップはどんなデータを基に作成したものですか? 今回のマップは国土交通省のHPにある国土数値情報の「バスルートデータ」を基に作成したものです。青線のルートは最新発表(2022年度)の定期運行バス路線、赤線は2011年度から2022年度の間に廃止、もしくは予約型のデマンドバスのほか、自治体等が自家用車で輸送する、いわゆる白ナンバーのバスで運行される部分です。バス会社が定期運行する路線が減少したことが分かります。 ―赤線であってもデマンドバスや白ナンバーのバスが運行していれば問題はないのでは? 過去の例から、デマンドバスや白ナンバーのバスに切り替わった後、利便性が低下してしまうことが少なくありません。白ナンバーのバスは、費用を自治体が丸抱え
石川県は災害関連死を防ぐとともに、当面の落ち着いた生活環境を確保するため、住民に被災地以外の避難所に移ってもらう「2次避難」を進めています。 ところが、2次避難所への移動を希望しても断念せざるをえなかったり、いったん移動したもののもとの避難所に戻ったりする被災者がいます。 2次避難をめぐる現状について、石川県や専門家に取材しました。 石川県“食事提供を施設側にお願い 別の方法も検討” 石川県によりますと、「2次避難所」として、25日までに県内外の1,078のホテルや旅館を確保していて、3万657人の受け入れが可能になっているということです。 これまでに2次避難所で受け入れた人は3,890人、26日の時点で滞在している人は3,364人となっています。 石川県は、あらかじめ避難する人からの条件を聞き取り、できるだけ希望に沿う施設に入ってもらえるよう調整しています。 この2次避難をめぐり、施設で
JR京葉線のダイヤ改正を巡る問題。 JR東日本は3月のダイヤ改正で、朝と夕方以降の快速・通勤快速の運行を取りやめて、各駅停車に変更すると発表。その後、地元の反発を受け、早朝の上りの快速2本に限って運行を継続すると「見直し」ました。 利用者はどのような影響を受けるのか。「ワンオペ・ワーママ」の朝と夜の通勤に密着しました。子どもを保育園に送ったあと、駅まで走って通勤快速に飛び乗る日々。 「ダイヤ改正後はどうすれば…」。生の声をお伝えします。 (千葉放送局記者・浅井優奈) (※1月27日に記事の一部を加筆しました。) JR京葉線のダイヤ改正の内容はこちらで詳しく👇 「バタバタの生活」 京葉線の通勤快速を利用し、千葉市から東京都内の職場に通っている藤原さん(仮名)です。 京葉線との直通列車がある土気駅(千葉市緑区)近くで、夫と子ども2人とともに暮らしています。 夫は子育てに積極的に関わっていて送
“望まない妊娠のすべての原因が男性にある” こんな言葉から始まる書籍「射精責任」が7月に販売され、大きな反響を呼んでいます。 刺激的なタイトルや内容に賛否が集まるなか、性犯罪加害者を対象とした性教育プログラムにこの書籍を利用しているという専門家がいます。 活用しはじめた理由や、本から読み解いたことについて聞きました。(全2回の後編/前編はこちら) (首都圏局/ディレクター 田中かな) 「射精責任」で性的同意を学び 対話のきっかけに 「射精責任」はアメリカの人気ブロガー、ガブリエル・ブレアさんが執筆し、アメリカでベストセラーに。7月に日本でも翻訳本が発売されました。 望まない妊娠の原因は男性にあること、また男性にとって望まない妊娠を避けるのは難しくないことを主張し、その理由についてさまざまなデータを用いて語っています。 書籍の内容や、書籍を使った大学での授業を取材した記事はこちら。 前編記事
ハロウィンの前後、「渋谷に来ないで」。 渋谷区長が出した異例のメッセージ。背景にあるのは、急増する「路上飲み」の存在です。センター街を中心に路上で飲酒する人の姿が目立つ渋谷の夜。ケンカなどのトラブルや散乱するゴミが後を絶たず、ハロウィーンの時期に深刻なトラブルを招く温床になると警戒を強めているのです。 なぜ、渋谷に「路上飲み」が根づいてしまったのか。その理由を求めて「路上飲み」の現場に密着すると、SHIBUYAから世界に広がった誤解が顔をのぞかせていました。 (首都圏局/記者 眞野敏幸) 「渋谷に来ないで」発言の裏に路上飲みの横行 「渋谷に来ないでほしい」。本来、街を訪れる人を歓迎する立場の渋谷区長が出した異例のメッセージが「路上飲み」の現場に密着しようと思ったきっかけでした。区長は9月の会見に続いて、10月には海外メディア向けにもメッセージを出し、地方自治体としては異例の海外発信に踏み切
「管理職になりたくない」と答えた人は77%にのぼります(民間企業のアンケート調査より)。「日本の管理職は罰ゲームのような状況。チームのなかでこぼれた仕事をやらなければならないし、部下の属性や価値観が多様化してコミュニケーションをとるのも相当難しくなっている」と専門家は指摘します。 どうすれば管理職の負担を減らすことができるのか。「管理職のポストをあえて廃止する」「孤立しがちな管理職が相談できる場所を作る」など、課題に向き合う現場に密着取材しました。 (首都圏局/ディレクター 梅本肇・高瀬杏・竹前麻里子) 密着 管理職の現状とは… 管理職の働き方に課題を抱え、改善に乗り出そうとしている企業が取材に応じました。自動車や新幹線などに使われる部品、ベアリングの大手メーカーです。 技術開発部門の課長職にあたる千布剛敏(ちふ・たけとし)さん(46歳)に密着取材させてもらいました。管理職になって4年。担
全国に9697か所。 各地の川に架けられた管理者がはっきりしない橋の数です。 許可を得ずに勝手に架けられた“勝手橋”。 木製の簡易なものから、コンクリート製の頑丈な橋までその種類も様々。 買い物や通学にと、地元の人たちの生活に欠かせないものもある一方で、浸水被害や事故が実際に起きていて、安全性を不安視する声も聞かれます。 この“勝手橋”の実態に迫りました。 (光成壮、松原圭佑) 生活に欠かせない“みんなの橋” 紫式部ゆかりの寺として知られる大津市の石山寺。 そこから700メートルほど離れた住宅地にその橋はありました。 多羅川に架かる長さおよそ10メートルのコンクリート製の橋。 幅は人が1人通れるほどしかありませんが、落下を防ぐための金属の欄干もあります。 近くのスーパーと川の反対側にある住宅地を最短距離で結んでいます。 取材した日も、スーパーの客や、散歩をする人、近くの小学校の児童たちが頻
総務省が発表した去年1年間の東京の人口の動きは、男性が「転出超過」となった一方、女性は依然として「転入超過」となっています。女性の東京への転入者のうち、20代前半の人が3割近くを占めています。専門家は「大学を卒業した女性にとって魅力ある職場が地方に少ないことが大きな要因ではないか」と指摘しています。 東京都の転入超過 女性が多く 総務省が1月発表した住民基本台帳に基づく、外国人を含む東京都の「転入超過」は、去年1年間で5433人と、現在の方法で統計を取り始めた2014年以降、最も少なくなりました。 男女別で見ると、男性は、転出者数が転入者数より1344人多く、初めて「転出超過」となりました。 一方、女性は6777人の「転入超過」となり、人数は減っているものの依然として東京に入ってくる人が出て行く人を上回っています。 年代別は 東京に転入してきた女性を年代別に見ると、20歳から24歳が5万8
若い世代の防災意識をどう高めるか?東日本大震災から11年となるこの日、名古屋市内であるフリーペーパーの配布が始まりました。これまでにないアプローチで、若者の心に訴えようとしています。 名古屋市内のカフェ。若い女性が熱心に読んでいるのは、災害への備えについて紹介する無料の冊子。 表紙や中身には、アニメのキャラクターが描かれています。 彼らはいわゆる「二次元アイドル」。 プロデューサーとなってアイドルを育成するゲームの登場人物たちです。 男性3人組で、それぞれが「元自衛官」「元警察官」「元消防士」という設定です。 防災にかかわりの深い経歴があることから、啓発役として白羽の矢が立ちました。 このゲームで長年遊んでいるという女性は「ファンとして光栄です。自分の好きなキャラクターが、リアルの世界とつながって、防災や防犯につながっていくならすごくうれしい」と話していました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く