2024年度に1つの大学に統合することを目指している、東京工業大学と東京医科歯科大学が、新しい名称を「東京科学大学」として、国の審議会に提出すると発表しました。 いずれも研究力が国内最高水準として「指定国立大学」となっている、東京工業大学と東京医科歯科大学は、去年10月、新しい1つの大学になるという基本合意書を締結し、2024年度をめどに統合することを目指しています。 2つの大学は新しい名称について公募し、6000件以上の提案を参考に検討した結果「東京科学大学」として、今月中に文部科学省の大学設置審議会に提出すると発表しました。 2つの大学は決定した理由について「これからの科学の発展を担い、社会と共に活力ある未来を切り拓くという強い意志を表現したいと考えた。また、社会からの理解と期待を得ていくため、親しみやすく覚えやすい『科学』を選択した」などとしています。 英語表記は「Institute
両大学の統合の目的は、両大学のこれまでの伝統と先進性を活かしながら、統合によってこれまでどの大学も為しえなかった新しい大学のあり方を創出することにあることを踏まえ、新大学の目指す姿・方向性を表す名称としました。 特に、新大学の目指す姿として、基本合意書には、「両大学の尖った研究をさらに推進」「部局等を超えて連携協働し『コンバージェンス・サイエンス』を展開」「総合知に基づき未来を切り拓く高度専門人材を輩出」「イノベーションを生み出す多様性、包摂性、公平性を持つ文化」を謳っています。これらのことを具現化するためには、伝統ある両大学の専門分野、自由な発想や対話から生み出される未知の領域はもとより人文科学・社会科学的視点をも含めた「科学」の発展こそが原動力となります。新大学がこれからの「科学」の発展を担い、社会と共に活力ある未来を切り拓いていくという、強い意志を名称に表現したいと考えました。 また
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