優れた本の「書き写し」と要約をする! では、国語の早回し方法について、具体的に紹介していこう。重要なポイントは、読むことと書くことをセットでやらせることだ。 「人は読める範囲でしか、書けません。読める範囲でしか、聞いたり、話したりできないのです。読むというのは、パッシブ(受け身)な作業なので、ただ本を与えるだけでは読んでも内容が素通りしてしまう。子供の中に入っていかない。だから、書く課題を与えて難しい本と格闘させる。逆に言うと、難しいことが書けるようになると、難しい本も読めるようになっていくのです。日本の学校教育では、せいぜい読書感想文くらいしか書かせないので、この訓練が圧倒的に不足しています」(佐藤さん) 発売中の「プレジデントファミリー」2015年秋号では、イギリスの名門パブリックスクール・イートン校のブックリストを佐藤氏が解説。下記より便利でお得な予約購読も可能。http://pre