松江哲明(映画監督) ドメンタリー監督。99年に在日コリア ンである自身の家族を撮った『あんに ょんキムチ』でデビュー。他の作品に 『童貞。をプロデュース』(07)など。 新作『あんにょん由美香』公開中。 『ライブテープ』が近日公開予定。 一般的には記録映像、記録作品とも呼ばれるドキュメンタリー。演出を加えないことが前提であるため、放送コードや倫理規制をも凌駕する多くの名作が生まれた。CBSドキュメントの「ピーター・バラカン」、報道カメラマンの「不肖・宮嶋」ら、ドキュメンタリーに一家言を持つ賢人が、そんなタブー破りのDVDを選出する。 ドキュメンタリーとは事実をそのまま撮ったものだから、ヤラセはご法度だと思いがちです。でも僕の定義では、ドキュメンタリーとは現実を素材にした物語。カメラで何かを撮ろうとした時点で、フレーム外に隠された部分を生み出すという演出をしているんですよ。つまり、作り手は
足立正生『映画/革命』について この本は、映画について語られた書物の多くが帯びる悲哀とは無縁だ。 「作家=運動者」という概念を自然体として通過した足立のスタイルには、気負いも挫折感もない。声高なアジテーションもない。驚くほど率直な自己開示がここには満載されている。 あえていえば『映画/革命』は足立という表現者そのものでもある。表現者は、作家性と運動性とを自在に行き来する。だが運動者の側面に比べて足立の作家性はごく貧しい。この「貧しい」という認定がわたし自身の観点の貧しさをも露呈することは承知しているが、その上でなお断定を取り下げることはできない。 この本を読みながら、足立の監督作品のいくつかをおぼろげに思い出した。はるか彼方に忘却していたことだ。『堕胎』や『鎖陰』は京大のバリケードの中で観たのだと思う。『叛女〈さからめ〉/夢幻地獄』や『噴出祈願/15歳の売春婦』は、新宿まで出てきた
新しいパソコンを買うと初心者向けに山のようにソフトがインストールされていることがありますが、特にやりたいことが決まっている場合、そのうちの大部分は必要ない場合が多く、はっきり言って邪魔です。 そこで使えるのがこのフリーソフト「PC Decrapifier」、最初からインストールされていることが多い各種ソフトウェアを一発でアンインストールして削除でき、Windows XPとVistaに対応しています。このソフト自体はインストールしなくてもすぐに動く方式なので、余計な各種ソフトを削除後はこのソフトもそのままゴミ箱へポイすれば完了です。 ダウンロードと使い方は以下から。 Welcome | The PC Decrapifier http://www.pcdecrapifier.com/ ダウンロードは公式サイト内の下記ページから可能です。 Download | The PC Decrapifie
2007年04月13日 ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』アントニオ・ロペス・ガルシア■前編■ (2) テーマ:ART<千年の愉楽>(22) カテゴリ:ART<千年の愉楽> ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』アントニオ・ロペス・ガルシア (LOPEZ GARCIA, Antonio, Victor Erice) ●マルメロの陽光● EL SOL DEL MEMBRILLO 1992/139分/スペイン/フランス映画社 監督・原案・脚本:ビクトル・エリセ 原案:ビクトル・エリセ/アントニオ・ロペス=ガルシア 撮影:ハヴィエル・アグィレサローベ/アンヘル=ルイス・フェルナンデス 音楽:パスカル・ゲーニュ 出演:アントニオ・ロペス=ガルシア/マリア・ロペス/カルメン・ロペス/マリア・モレノ/エンリケ・グラン/ホセ・カルテロ <カンヌ国際映画祭審査員賞・国際映画批評家協会賞/シカゴ国際映画祭グラン
青山ブックセンター:『THE OUTLINE 見えていない輪郭』発売記念トークショー&サイン会 深澤直人 x 藤井保 THE OUTLINE 見えていない輪郭 短い時間であったが、思いの丈が伝わってくる、素敵な対談でした。 何でも全部分かるように指し示すのではなく、 「よくわからなかったものが、ふわっと分かる瞬間が素晴らしい」 という想いに同意。 「どうやって輪郭を消すか、どうやって真実を見つけるかが大切なこと。」 なんだってこと。 ----------------------------------------- 「THE OUTLINE 見えていない輪郭」出版記念 深澤直人 x 藤井保 対談@青山ブックセンター ----------------------------------------- モダンリビングの連載が発端。 2009/10/16 〜 2010/1/31 『THE OUT
ジャン=ポール・サルトルに学び、68年5月革命を予見した書物『スペクタクルの社会』を著した、フランスの映画作家・革命思想家ギー・ドゥボールの映画全6作品が日本で初めて特集上映される。スペクタクル(見せ物)的な社会に成り果てた消費社会の批判を基に、革新的な国際同盟(シチュアシオニスト・インターナショナル)を組織し、書物、映画、コラージュ作品、そして路上で思考を展開したドゥボールの思想は、21世紀という不透明な現代に生きる私たちにとって、ますます共感しやすいものになってきている。東京日仏学院と山形国際ドキュメンタリー映画祭が共催するこの特集上映では、レクチャーやシンポジウムも予定されている。せっかくのこの機会、「スペクタクルの社会」(ちくま学芸文庫)を読んでから臨みたいものだが、まずは、ドゥボールの映画だけでも見てみようという軽い気持ちで臨むのも良いかもしれない。 1931-94年。フランスの
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