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ブックマーク / garth.cocolog-nifty.com (5)

  • 政治と暴力:三島由紀夫&赤報隊 - 映画評論家緊張日記

    また福島まで行ってきた。先月まで、事件取材だと何度も出かけてきたのに。だが、今回は犯罪ではなくて映画のためだ。いや、ある意味犯罪のようなものか。渡辺文樹の新作である。mixiでのポスター目撃情報だけを頼りにはるばる出かけてきたわけだが、いや、とんでもないものを見せられてしまった。 今回、新作は二、『三島由紀夫』と『赤報隊』が上映されたのだが、これは実は一の話である。『天皇伝説』と『ノモンハン』のように姉妹編というのもなく、まったくひとつの話。どうやら一映画として撮ったのだが、話が長くなりすぎたので分割して二立て上映にしたらしい。上映時間三時間半、堂々たる大作である。しかもモノクロ・スタンダード! 三時間半の白黒映画となればもう超大作である。そう、これはある意味これまでの渡辺文樹映画の集大成とも言える一大歴史絵巻だったのだ! 昭和55年、住友銀行では磯田頭取みずからが中途採用の男の

    政治と暴力:三島由紀夫&赤報隊 - 映画評論家緊張日記
    puteeui
    puteeui 2010/02/12
    渡辺文樹
  • 映画芸術ベスト&ワースト10 - 映画評論家緊張日記

    映画芸術」#426 ベストテン&ワーストテン発表号が出ていた。立ち読みだけのつもりだったけど、あまりに酷いんで思わず買ってしまった。これは当に酷い。衷心より申しげるが、一刻も早くこの雑誌は廃刊されるべきだ。これ以上、荒井晴彦は恥をさらすべきではない。「映画芸術」という素晴らしい雑誌の末路がこんなものになってしまったというのは、当に残念なことである。 荒井晴彦が嫉妬と僻み根性だけでできあがった人間なのはみなさんご存じだろうが、今年ほどそれがあからさまだったことはないのではないか。荒井晴彦はただ自分の嫉妬心を満足させるために映芸ベスト10を利用している。 では、今年のベスト10を見ていこう。映芸ベスト10がベスト点からワースト点を引く特異な採点方法を採用しているのはご存じだろう。今年のベスト5はこうなっている。 1 「ノン子36歳(家事手伝い)」 84 2 「実録・連合赤軍」 83 (1

    映画芸術ベスト&ワースト10 - 映画評論家緊張日記
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    puteeui 2009/02/03
    「映画芸術」#426 08ベストテン&ワーストテンについて
  • カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン - 映画評論家緊張日記

    カナザワ映画祭2008 フィルマゲドンに参加してきました。 今年の金沢はすごかった。クリスピン・グローヴァー見たさに藤原ヒロシから殊能将之、古泉智浩までが金沢に集結、映画の方もとうてい信じられないようなもので、ただただ呆然の時間だった。前のエントリにも書いたように、ぼくは字幕を担当したのだけれど、It is Fine. Everything is Fine!を見るのはこれがはじめて。話は知っていたのだが、まさかあんなイメジャリーが登場するとは思わなかった。度肝を抜かれたとはこのこと。 It is Fine. Everything is Fine!はすさまじい情念の映画だった。一生に一しか作れない類の映画だと思うけれど、What is it?もやはり一生に一しか作れない映画(こちらは正しくLAアンダーグラウンドの教養にのっとった、ケネス・アンガーの正統な後継者たる作品だ)だったので、クリ

    カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン - 映画評論家緊張日記
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    puteeui 2008/09/19
    クリスピン・グローヴァー カナザワ映画祭2008
  • 「秘宝系」って誰のことだ? - 映画評論家緊張日記

    誰が渡辺文樹を駄目にしたのか? で ここははっきり書きますけど、柳下さんなどももう渡辺を追い掛けない方がいいと思う.。と書かれていた。どうやらこの人は一般のジャーナリズムや映画関係者が渡辺に無関心となり、秘宝系の人たちしか相手にしなくなってから、あの人はどんどん自分で自分を追い込んでいますよ。「秘宝系の人たち」が無責任に煽り立てるせいで渡辺文樹はどんどん過激なテーマを追いかけるようになったのだ、と考えているらしい。「秘宝系の人たち」というのが誰を意味しているのかよくわからないが、秘宝まわりで渡辺文樹の追っかけをしているのはぼく一人なので、とりあえずぼくに対して言われているのだと考えて話を進める。 ぼくは無責任に渡辺文樹の無法を煽りたてているだろうか? 過激であればあるほどいい、というような態度を取っているだろうか? ぼくは渡辺の『腹腹時計』を見にわざわざ清水まで行ったが、その経験はわが映画

    「秘宝系」って誰のことだ? - 映画評論家緊張日記
  • 地獄のローパー 緊縛・SM・18才 (1986) - 映画評論家緊張日記

    監督・脚:片岡修二 出演:下元史朗、早乙女宏美 片岡修二のたぶん最高傑作であるところの一。『SMクレーン宙吊り』と改題されて浅草世界館で上映中なので見に行く。 下元史朗演じるは“悪魔のサディスト”地獄のローパー、投げロープでどんな女もあっという間に亀甲縛りにとらえ、吊して引っ張ったロープをピン!とはじくと女はたちまち喘いで陥落……どんな女もたちどころに調教するアイパッチをした最強のサディストなのである。ローパーはさる男の依頼を受け、女暴走族“ボンバーズ”のアジトに潜入する。ボンバーズのリーダー、真知子にさらわれて監禁逆レイプされていた恋人を救い出すためだ。ローパーは難なく少年を救いだすが、真知子はローパーの調教が忘れられず彼の元を訪れて…… もう片岡修二も下元史朗もノリノリで撮ってたのがよくわかる一で、いきなり聖書を引用してみたり(「欲孕みて罪を生み、罪成りて死を生む!」)、さる名作

    地獄のローパー 緊縛・SM・18才 (1986) - 映画評論家緊張日記
    puteeui
    puteeui 2008/02/09
    ピンク 片岡修二(「丘哲民」「周知安」名義で脚本) http://www.jmdb.ne.jp/person/p0344190.htm
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