大学入試センター試験が16日から行われ、全国で56万人余りが受験する予定で、各地の試験会場では準備が行われました。 15日は各地で準備が行われ、このうち東京・渋谷区の青山学院大学では、正門の前に看板を設置したり受験番号が書かれた紙を机に貼ったりしていました。 ことしの大学入試センター試験は、去年より4636人多い56万3768人が受験する予定で、試験結果を利用するのはすべての国公立大学と9割の私立大学、それに短期大学の合わせて850校に上り、これまでで最も多くなっています。初日の16日は午前9時半から地理歴史、公民の試験で始まります。 大学入試センター試験を巡っては、本人になりすまして他人が受験する「替え玉受験」やカンニングなどの不正行為が去年までの10年で65件あったことが分かり、大学入試センターは今回から不正行為があった場合は速やかに公表して再発防止につなげることにしています。 また、